浅間日記

2004年03月03日(水) 寒の戻り

昨日の日記の舌の根も乾かないうちに、単身上京。
置いてきたAが気がかり。
自分の不在を説明する間、Aは目を逸らし、複雑な顔をする。
やや置いて、自分は大丈夫だ、というようなことを自分の言葉で言う。

こういう時に働く親というのはすまなそうな顔をしてはいけない、と
何かの本に書いてあったが、ちょっと自分にはできない技だ。
自分を偽らず、不在を詫び、抱きしめておく。

寒の戻りで、朝家を出るときは寒かった。
今晩は雪になるらしい。



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