2004年03月02日(火) |
保育士による景気動向指数 |
知人の保育士にインタビューする。
ふうん、と思ったのは、この十年ほど親の労働負荷が増していることが、 保育の現場から感じとれるという。おそらく不景気のせいだという。
確かに、休日に子どもをあずけて出勤する親が増えれば、 そういうことはリアルにわかるのだろう。お迎えの時間が遅くなるとか。
バブル崩壊後ぐらいからそうした傾向が現れてきて、 子ども達はそいういう大人の忙しさに巻き込まれている状況だ、という。
なんだこれは今の自分のことじゃんか、と気付き恥ずかしくなる。
「自分の忙しさ」という出来事一つとれば、今はそういう時とか、 年度末だから、とか色々解釈というか言い訳ができる。
「景気の影響で、あなたは今不健全な忙しさを抱えていますよ」という重要なサジェッションを、まさか保育の現場からもらうとは思わなかった。
じゃあ今すぐに職変えか、とかそういうことにはならないにせよ、 今自分やAが置かれている状況を言い訳せずに把握できてよかったと思う。
多数の親は、馬鹿みたいな忙しさを抱えて子どもを育てたいと思っているわけではないはずだ。
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