浅間日記

2004年02月20日(金) 春がほどけていく

色々書くことがあったのだけど、仕事に忙殺され失念。


生暖かい一日。
梅のつぼみも大分ふくらんできた。
日も延びてきた。
こういう春先になると、Aを産んだ時のことを克明に思い出す。

お産に緊張は禁物なので、
暖かさにただでさえ身体が緩む
この季節に出産をしてよかったと思う。

生まれてきた本人であるあの人も、
そういうことを思い出したりするのかしら。

「Aが生まれてくれて本当に嬉しいよ」とか
「世界で一番Aが大事だよ」とか
べたべたに甘い台詞をささやくと、Aは
すごくくすぐったそうな顔をして、もじもじ笑う。
その変な様子が面白くて、また言ってしまう。


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