オトボケ母との生活は、基本苦には感じてない。
感じてないがゴミ箱に液体とかトイレ大失敗からのスリッパで踏んでカーペットまで汚染とかに遭遇すると、さすがに多少は地獄かよとかハチャーとか思う。 思うがこの後始末を5分5000円などと妄想換算しながら淡々と対処し、後に自分へのご褒美に転化することで心の平安を保つ。
まあ、旦那の介護も似たようなものだったから、酒飲んで倒れないだけまだ彼女の対処はマシですよ。
とはいえここ数日は天気が悪いこともあってか頭痛が地味に辛く、私の機嫌をとってくれるのはホークスの試合だけだった。←神様仏様小久保監督様。
頑張るホークスを見て鼓舞され「オトボケだけどまだトイレや風呂や食事、着替えに介助は必要なく徘徊もしないし、私の気配りで彼女が毎日ご機嫌故に扱いが楽なんだから良いじゃないか」と考えることで、隙間からはみ出してくる自分のネガティブを、レレレのおじさんのごとく掃き捨てる。
先日は介護のことで相談にのってもらっている包括支援センターの方が家に来てくれたが、つくづく「おしあわせですねお母様は〜」と感心された。
彼女の毎日が「不安なく不便なく気楽に楽しく、好きなモノを好きなだけ」であることを心がけている。
旦那(現骨)は生粋のネガティブ思考だったため、どんなに私がお膳立てしても快適な環境にしても、不安を肴に酒を飲むことをやめることができなかったが、母は元が出不精の能天気なので、家の中さえ快適で好きなときに好きなことができる環境でありさえすれば、のほほんと暮らしてくれるので扱いが楽である。
低気圧頭痛と面倒なことが続くと、お前は観音様やねえと旦那に言わしめた私ですらさすがにじわり悶々としてくるが、観音もレレレのおじさんを召喚することでまた後光を取り戻すというわけだ。
てことで、レレレが最強。
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