2023年11月06日(月) |
いろんなことするんだなー。 |
85歳母のブームは洗濯物たたみ。 乾いたものを畳んでくれるのは助かるが、今日のように思わしくない天気のとき室内干しにしていると、もう一息という状態の時に「乾いてるよ〜」といって物干しから外し丁寧に畳み始める。
さて、ここで私が「まだ乾いてないからやめて!」とか言うのを期待しているんでしょうが、私は見た目に反してそりゃあもう観音様くらい慈悲深いんですよ。
ましてや相手はオトボケ後期高齢者。畳むくらいは好きにさせます。 キレイに畳んでくれたら「ありがとねー」と言って、そのまま乾燥機へポイすればいいだけのこと。乾いたらもう一度「畳んでくれる?」とカゴごと渡せば「はーい」と畳んでくれるのでOK。←さっき畳んだことは既に忘れてるから問題なし。
とはいえ雨天の度にこんなことしていたら二度手間なので、今後は彼女の目の届かないところに干すべく2階に物干しをひっかけるフックを取り付けました。これにて一件落着。
そういえば先日、母の衣類を収納している引き出しの中の下着と靴下が激減していたので探したら、こたつの中に畳んで重ねてありました。 理由を聞いてもきっと覚えてないだろうからいちいち聞きませんし咎めません。 私はこたつの中で見つけたほかほか温かくなった衣類を引き出しに入れるだけです。
とまあ、オトボケ高齢者は2歳児くらいいろんなことをしてくれるんですが、全く成長がないわけでもないことに気付きましたよ。
シャワーは赤いテープで間違うことなくなったし、外に出るときに猫を出さないように気をつけてくれるようになったし。 ドライヤーは自分でできるようになったし、キャットフードを入れたタッパーに大きく「猫のエサ」と書いたことで、エサ係もしてくれるようになりました。
先日はシャンプーをリンスインシャンプーに変えたら「便利ね〜」と気に入っていただけました。
わからせようとするのではなくて、わかりやすくするのが良いんだなと、日々観察し手をかえ品をかえすることで穏やかな日々を紡いでおる次第。
ま、猫の名前は相変わらずミーちゃんですけどね。←本名はヤマトである。
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