| 2023年10月27日(金) |
「見つける」ことの大変さ。 |
高齢母を引き取ってから約3ヶ月。←え、まだそれくらいしか経ってないの?
前の家の片付け掃除転居手続き受け入れ準備と何もかも一人で頑張った私がとてつもなく偉いのは当然なんだが、この程度のことなど自分でひたすらに動けばどうにかなる話なのでたいしたことはない。
やっかいなのは、動くだけではどうにもならないことのほうですよ。
ラッキーなことに美容院は近場でとても良いスタッフさんのいるところと出会い、かかりつけ医もこれまた通いやすいところに良い医院を見つけることができた。
本人こだわりの靴は調べに調べて同じものを見つけることができたし、難関だったフォーマルウエア探しはギリギリで理想的かつ本人納得のものが買えた。
シニア向けの下着は散々探し回った結果しまむらが最強であることが判明。
ここまではなんとかクリアできましたよ。うん。
最難関だったのは普段着やちょっとしたお出かけ用の衣類。
そーとーあちこち連れて一店舗一店舗見てまわったが、彼女の気に入るものは一切無し。運良くデザインが気に入ってもサイズが合わず、サイズが合ってもデザインがお気に召さない。※85歳女子の常套句は「こんなババくさい柄(応用→色、デザイン)の服なんて誰が着るの〜(ｹﾀｹﾀ)」
さすがの私もフランダースの犬の最終回くらい疲れたので、彼女と衣類を探すほぼ不毛な旅に出るのは止めた。
次なる手段はネットショップである。
楽天でハイミセスとかシニアファッションで検索しまくり、物は試しと購入してみた。
いやこれが良かった、すごく良かった。
1着買えばサイズ感がわかるので、これを基準に探しやすくなった。
とはいえシニアファッション専門ショップはやはり母の嫌いな小花柄やボーダー、チェック、刺繍入り等が多い。法律で決まってるのかってなくらい多い。
なので柄物の服など死んでも着ないだろう母の為にと、ひたすら探しまくって見つけた穴場はベルーナ。
シニア用とは銘打ってないけれど、シニアに良さそうなものがあってしかもお手頃価格。
やっとのことで入手した衣類にアクセサリーやスカーフをあわせ、はい！本人もご納得コーディネート(秋冬バージョン)の完成です。いやあ長い道程だったわ……。
やり遂げた感はいいけど、この秋自分の服は1着も買っていないことに今気付きました。←別にいいの、亡夫のお下がりもあるし。←女子力ゼロすぎ。
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