今日は学校の給食試食会でございまして 息子の給食を食うので息子の弁当をせっせと作って持っていきました。
彼の弁当は豪快ですよ。
焼き肉のせご飯&野菜の肉巻き&ほうれん草のバター炒め&デラウェア。
もちろん弁当箱は大人用の二段重ね。 小学校低学年のお弁当がこれで良いのだろうかどうなんだろうか。
さてさて 昨年の試食会では高学年のお母さま数名が、更年期のイライラでも発散して晴らしているのかの如く熱くなっているご様子も見受けられましたが、本年度は給食の内容も良くなっており、また意見交換会も冷静かつ知的に進み、滞りなくとても有意義な場でありました。
かくあるべし。
なんていうか 「感謝」することをすっかり忘れてしまっているというか 我が輩の辞書に「感謝」の2文字は存在しないって人が結構増殖しているんだなとあらためて感じる昨今です。
たとえば外食先などで「金払ってんだから」といわんばかりにウエイターを怒鳴りつけたりやたらに横柄な態度をとったりするような人とかたまにいますでしょ? それと同じような感覚なんでしょうね。
金払ってんだからホタテをなめるなよ状態にでも陥ってるんでしょうか。 言いたいこと言うぜ、やりたいことやるぜ、それがホタテのそれがホタテの、ホタテのロケンロールってなもんですよ。
逆に各業界のトップの方などのほうが このような場では謙虚で感謝の言葉を忘れない 本当の意味で存在感のある方だったりするわけですけどね。
・・・もちろん最近はそのようなトップも少なくなってきた美しいメッキの国ニッポン、と。
思うに 公的場面における体面とか面目とか品位というのを昔の人はどんなに貧しくてもわりかし保っていたような気がするんですが、今日日はこの品格のなさを貧富問わずガンガン露呈しまくる大人が多い世の中になったと感じるのは私だけじゃありませんですよね。
といいますか この「体面」とか「品位」というものを自分の内面で保つのではなく妙なプライドとか高級志向でしか保つ術をしらない人が急増しているといったほうが良いかもです。 自分の本質を磨こうともせず、ただうわべだけをメッキで装飾するのに必死で、それが自分の思ったとおりでなかったり、付け焼き刃だからベロッと剥がれて本質がむき出しになろうものならもう大変。メッキが悪いメッキが悪いと誰彼問わず周囲の人々を捕まえては不平不満や愚痴を「自分の正論」としてキンキン声でがなり立てる不愉快な女性があっちにひとり、こっちにひとり。
ゾゾ...!
いやいや 私もホタテ女やメッキ女にはなりたくないものであります。 自戒自戒。
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