雨女の私ですが 今回は天気も上々
四十路と五十路と7歳児が 息子曰く「かーちゃんのオンボロ車」←1500ccというだけで息子にボロ呼ばわりされる新車で購入してまだ10ヶ月しかたってない哀れなステーションワゴン。 に乗り込み、別府目指してのドライブが始まりました。
始まりましたといってもですよ 狭い九州、私んちから高速のICまで15分もかからない距離であります。 高速に乗ってしまったら別府までただひた走るだけじゃないですか。
なので途中下車 全員の旅の安全と人生の安泰を祈願すべく高塚地蔵尊へお参りをすることに。 息子は元気に石段をダーッと登って行きましたが 四十路と五十路は死にものぐるいです。 涼しい顔をしつつも心臓はバクバクです。
お社についたときは、おもわず旅の安全よりも私の健康長寿を願ってしまいました。不届き千万。
さあさあ それでは改めまして別府へGO
ナビにおたずねして初めていくお宿へもなんとかスムーズに案内していただき、荷物をおいて窓の外をみますと、おやまあ、ここは地獄の一丁目。徒歩でいけるところに地獄がうようよあるわけですよ。
てなわけで地獄訪問することにいたしました。
あれこれありすぎるのでどれかひとつチョイスして・・・と思って歩くうちに、こんなものを発見。
秘宝館。
そう、あなたと私の心のオアシス「秘宝館」。 四十路と五十路は、きっと7歳児連れじゃなかったら入っていたに違い有りません。 違いありませんが、今日は7歳児連れです。ここで欲望にかられて7歳児とともに入場したと想定してみましたが、絶対学校でこのことをクラスメイトや先生に言いふらすに違いないと容易に判断されるため「しゅー君のお母さん=変態」と確定されない為にもここはグッと我慢の好奇心というわけで。
なのでこちらのサイトで中に入った気分にさせていただくことに致しました。 別府秘宝館 〜「ニッポンの歩き方」より〜
・・・どうです?子連れでないご旅行の際には是非。
まあ それはさておき 我々の目的地は地獄です。
というわけでこの秘宝館の真ん前にある「鬼山地獄」へと向かいました。
鬼山地獄の名物は鰐です。鰐は鰐でも全裸の鰐淵晴子だったら世のお父様方も秘宝館に引き続きますますハッスルハッスルだったことでしょうが違います。ベルトや財布やバッグでお世話になっておりますありがたい爬虫類様です。
まずはここの地獄で飼育されていた、故・巨大ワニの初代イチローくんの見事な剥製に出迎えられ、いざ地獄&ワニ園へ。 地獄はもうもうとした湯気ですごい迫力なんですが、その奥にあるワニ園のワニはもっとすごい迫力です。
2代目巨大ワニのイチローくんは横綱のように一人部屋で淋しげでしたが、その他大勢のワニ軍団の姿といったら。
お前ら、エサ?
誰か落ちてこないかなー・・・といった様子で、みんなして客のほうをじっと見つめているんですよ。ドキドキします。鶏肉買ってきて放り投げてやりたい気分ですが、それは禁じられていると思うので、考えるだけでやめときました。はい。
一週間のうち数日は、朝の10時過ぎくらいから、ワニの餌付けショーがあるらしいんですが、残念ながら今は午後四時。次回は是非とも餌付けが見たいものです。きっとすごい迫力だろなー。
地獄見物を終えて、土産物屋などが並ぶ坂道をくだり、ホテルに到着。 ひとっ風呂浴びに展望露天に行ってみましたが、別府湾が眺められるほんに良い景色ですよ。
でも絶対私も眺められているに違いないというくらい開放感に満ちた、町のど真ん中に位置するホテルの六階露天桶風呂×3。いい感じ。
夕食は別府ならではの城下カレイやアジなんかが出て参りまして、お値段のわりに充実してる感じ。私はついついついついお銚子あけまくりで、えーと何本飲んだ?まあいいか。
印象的だったのはものすごく多忙で大変そうだけど愛想の良い仲居さん。低料金なのに部屋食なんで、おねえさんひとりで運んで並べてと、息切らしながら働いていました。仲居さんガンガレとチップを渡すことを忘れない私は頑張る女性労働者の味方です。
さて 夕食も済んで連れの五十路と7歳児はとっとと寝てしまいました。 歳は離れていても生活習慣のよく似た2人です。
夜分にロンリーになった私は一階の大浴場へ行き、星空をながめながら鉄輪のお湯を満喫。
あとからドヤドヤとやってきた社員旅行らしきおばちゃんの団体の会話を面白く聞きながら、あー、私ももっとおばちゃん(ここで言うおばちゃんは60歳代であります)になったら、女友達だけでこんなふうにおばちゃん温泉旅行を賑やかに楽しみたいなーと、羨ましく思ったりなんかしたわけであります。
早く60歳代になりたい と思ってるのは私だけなんでしょうかしら (´∇`)
明日へ続く。 ※本日のお宿「ホテル山水館」
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