こっちに引っ越してきてからというもの いろんな車がいろんな商売をしにやってくるので 息子はおもしろがっております。
移動パン屋←私の頃はロバのパン屋だったが 石焼き芋 夜鳴きラーメン 灯油屋 食料品屋 クリーニング屋 家電回収屋 バイク引き取り屋 竿竹屋←定番中の定番 網戸張り替え屋
定期的にやってくるのはこれらですが あとは単発でいろいろやってきたりもする模様。
で 息子がものすごく興味津々だったのが 夜鳴きラーメンと石焼き芋でした。
夜鳴きラーメンはやってくる時間が時間だけに なかなかチャンスがなかったんですが ついに本日
「いーしやきーーいもーー」 の声に目を輝かせ 「買ってきていい??」と言うので 千円札を一枚渡し 「千円分くださいって頼んでおいでね」と送り出し 嬉々として外に飛び出した息子。 既に通り過ぎていたおじちゃんがミラー越しに気付いてくれ 車をバックさせて戻ってきてくれたのでありました。
齢7歳 息子は人生初の石焼き芋体験をしたわけでありますw
喜びいさんで戻ってきた息子の手には 懐かしい茶色の薄い紙袋に アツアツの焼き芋が4本
なかなか良心的な石焼き芋屋さんですな!
佐賀の住宅街なんで相場的にはこんなもんでしょう。 博多の相場は千円で2本です。 ガソリン代とか考えるとそれぐらい取りたくなる諸事情はわかりますが なかなか冬の風物詩も高級な存在になってしまったもんであります。
でも 考えてみれば わたアメも焼きトウモロコシも テキ屋価格では500円〜700円
最低価格がワンコインなんですよね。今や。
500円玉の価値がほんとに軽くなってきた昨今です。
それはともかく 息子は自分の為に止まってくれた焼き芋屋さんに喜び おじいちゃんとおばあちゃんに一本ずつわけ とうちゃんにも取っておこうと一本を大切に袋にしまい (私はサツマイモ苦手なので、なし) 残りの一本をアツアツといいながら美味しそうにほおばって 初めての石焼き芋を堪能したのでありました。
私も子供の頃、家の前にやってくる石焼き芋に手を挙げたくて 遊びに来ていたおばちゃんにおねだりして、一緒に買いに走ったものでしたっけ。
久しく遠ざかっていた冬の風物詩が 昔とおなじような感じで戻ってきてくれたような、懐かしいひとときでありました。
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