Dynamite徒然草
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2006年11月15日(水) 吉野ヶ里エレジー。

過日、姪っ子と息子と父と母を連れて
吉野ヶ里遺跡公園に行って参りました。

何故かって?


そりゃあーた
佐賀県民ですもの!!!


別段歴史にも遺跡にも興味はないんですが
吉野ヶ里遺跡へ行くことは
ひとえに佐賀県民の三大義務の一つなのであります!


STUDY※佐賀県民の三大義務とは?

【佐賀県民的義務規定】
一、吉野ヶ里歴史公園へ行く義務
一、一日一度以上カササギを目撃する義務
一、佐賀県民であることをカミングアウトする義務


さて
佐賀県民の義務を怠りたくない私としては
こうして3ヶ月に一度は吉野ヶ里歴史公園へと足を運ぶわけですが

この日は姪っ子のたっての希望で体験コーナーへと向かいました。
「火おこし体験」と「勾玉(まがたま)づくり体験」をしたいそうな。


火おこしの道具をかりて
弥生人なお兄さんの実演を見学したのち早速トライ。



↑火おこし実演中の弥生人兄さん。もちろん彼も佐賀県民に違いない。

姪っ子が何度やっても煙がすこーし出る程度で
火種なんてできやしません。


見回っていた弥生人おじさんが声をかけてくれました。
「二人共同でやるとあっというまに火がつくよ」

なぬ?

それから姪っ子と私で必死の3分間。必死の形相で道具を上下させまくりです。
ぽっと火種が落ちてきたので、それを細かくさいた麻縄の中へ落とし、それを巻き込むようにしてフーフーと息を吹きかけたところ

ボワッッッ!!!

本当にあっという間に燃えました。
ヤター!!!

これでいつサバイバルになっても生きていける自身がつきました。
遭難したら私についてきてください。一緒に生き抜きましょう。ええ。


次にチャレンジしたのは勾玉づくり。
小さな石鹸くらいのサイズに切られた高蝋(こうろう)石をいただき、それを目の粗い石に何度もこすりつけて、勾玉チックに削っていくわけです。

姪っ子と息子は一つずつ高蝋石を受け取ると、それを必死に削り始めました。
子供の力でも削れるくらいの柔らかな石なので、だんだんと角が取れて丸っこい形になってきたところで、お約束の指削りです。息子です。
指の皮がすこーし削れてしまい、私にバトンタッチ。

だいたいのところまで削れていたので、形をきれいに整え、仕上げは息子にさせました。

姪っ子はほとんど一人で作りましたが、難しいところだけ私が手助けして形を整え。

勾玉の完成です。



ヒモを通してもらってふたりして首からさげ、自分たちでつくった勾玉に大喜び。


そして
今もリビングのテーブルにその勾玉があるのですが
先程息子が見つけて言いました。

「あっ、これこの間ぼくが吉野ヶ里で作ったまがまた♪



・・・まがった股は具合が悪いだろ。おい。


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書いてる人 : Dynamiteおかん