過日、姪っ子と息子と父と母を連れて 吉野ヶ里遺跡公園に行って参りました。
何故かって?
そりゃあーた 佐賀県民ですもの!!!
別段歴史にも遺跡にも興味はないんですが 吉野ヶ里遺跡へ行くことは ひとえに佐賀県民の三大義務の一つなのであります!
STUDY※佐賀県民の三大義務とは?
【佐賀県民的義務規定】 一、吉野ヶ里歴史公園へ行く義務 一、一日一度以上カササギを目撃する義務 一、佐賀県民であることをカミングアウトする義務
さて 佐賀県民の義務を怠りたくない私としては こうして3ヶ月に一度は吉野ヶ里歴史公園へと足を運ぶわけですが
この日は姪っ子のたっての希望で体験コーナーへと向かいました。 「火おこし体験」と「勾玉(まがたま)づくり体験」をしたいそうな。
で 火おこしの道具をかりて 弥生人なお兄さんの実演を見学したのち早速トライ。
↑火おこし実演中の弥生人兄さん。もちろん彼も佐賀県民に違いない。
姪っ子が何度やっても煙がすこーし出る程度で 火種なんてできやしません。
と 見回っていた弥生人おじさんが声をかけてくれました。 「二人共同でやるとあっというまに火がつくよ」
なぬ?
それから姪っ子と私で必死の3分間。必死の形相で道具を上下させまくりです。 ぽっと火種が落ちてきたので、それを細かくさいた麻縄の中へ落とし、それを巻き込むようにしてフーフーと息を吹きかけたところ
ボワッッッ!!!
本当にあっという間に燃えました。 ヤター!!!
これでいつサバイバルになっても生きていける自身がつきました。 遭難したら私についてきてください。一緒に生き抜きましょう。ええ。
次にチャレンジしたのは勾玉づくり。 小さな石鹸くらいのサイズに切られた高蝋(こうろう)石をいただき、それを目の粗い石に何度もこすりつけて、勾玉チックに削っていくわけです。
姪っ子と息子は一つずつ高蝋石を受け取ると、それを必死に削り始めました。 子供の力でも削れるくらいの柔らかな石なので、だんだんと角が取れて丸っこい形になってきたところで、お約束の指削りです。息子です。 指の皮がすこーし削れてしまい、私にバトンタッチ。
だいたいのところまで削れていたので、形をきれいに整え、仕上げは息子にさせました。
姪っ子はほとんど一人で作りましたが、難しいところだけ私が手助けして形を整え。
勾玉の完成です。
ヒモを通してもらってふたりして首からさげ、自分たちでつくった勾玉に大喜び。
そして 今もリビングのテーブルにその勾玉があるのですが 先程息子が見つけて言いました。
「あっ、これこの間ぼくが吉野ヶ里で作ったまがまた♪」
・・・まがった股は具合が悪いだろ。おい。
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