本日無事手術終了。 魔術師手術中。←これは言いにくい
と そんな早口言葉はさておき
母に施された単純子宮全摘出術(開腹)は 予定時間をオーバーしつつ無事終了しました。
術後、執刀医より母から摘出した子宮と卵巣の片方(大きく腫れていたため切除)を前に経過説明をしていただきました。取り出した子宮には特に腹腔の方向側に向かっておびただしい数の筋腫(筋層内筋腫および漿膜下筋腫)が育っておりましたが、とりわけ巨大だったのはやはり粘膜下筋腫。これまた烏骨鶏の卵サイズくらいはありそうなシロモノでありまして、ついつい「閉経から20数年たった人の筋腫がこれとは大きいですね」と言いましたところ、「実際生理があってた頃はもっと大きかったということですね」と説明されました。いくらもったいないマータイさんな母でもそんなもんまで後生大事に抱えてたなんて、まあ。
で 手術が長引いた理由は、なんと「私」でした。
40年前に受けた帝王切開の術後にそうとうな癒着があった為、それを剥がすのに手間取ったということであります。
おっかあ...オラを産んだばっかりにこんなことになっちまうなんて...(´Д⊂
と 浪花節はさておき
やはり40年前の手術だけに、当時はもちろん癒着防止材もなかったわけで、こうした術後癒着も今よりずっとひどかったんだろうと思ったりなんかするわけです。腹切ったから動かずに安静にしましょうという時代だったとも思われますし。
なのでこの度の手術では、もちろん突然の大出血の原因を取り除いていただいたことはもちろんでありますが、40年前の術後のメンテナンスもしていただけたという良い機会でもあったわけです。
また、これを機に病院嫌いの母も年1の検診に行くようになるだろうとも思うわけでありまして。
よく 無病息災 と 人は願うわけでありますが 結局は 一病息災 というのが現実なのやもしれません。
過信なさるな 過心(過剰な心配←私の思いつき造語)すぎるな
年寄りは 一病くらいあったほうが 無理や無茶をしないで良いのかもしれません。
母の退院予定は約一週間後。 それまで庭の緑を全滅させないよう たまには水をあげておこうと思う次第。
あ、金魚にエサやるの忘れてた。 やばいやばい...
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