2004年07月19日(月) |
愛と悲しみの大声日和。 |
海の日ですね!
でも我が家はもう海いっちゃったんで 今日は海の日だというのに 公園に行きました。
休みだし 多いだろうなーと思っていたら ところがどっこい。 普段は土日ともなると駐車場空き待ちだったりする公園も 今日はガランガランでありました。 やはり海の日だけに 皆様海やプールに繰り出されたってわけでしょうか。
大きな池のある公園で マヒ父は遊歩道をリハビリ行脚。 姪っ子と息子は遊具のある広場で汗だくになって遊びまくり 母はベンチで居眠り 私は監視。
炎天下ながらも のどかで楽しいひとときを過ごしておりました。
しかしここは公園です。 私の怒りを買う不埒なガキが必ずいるわけです。
今回私のセンサーにひっかかった者はこちら。
この公園の遊歩道は自転車、ローラースケート類の乗り入れ禁止にもかかわらず 坂道を利用して一輪車を乗り回す女子小学生(高学年)四人組です。
しかもこの娘共。 杖つきながらびっこひいて歩くマヒ父に向かって 一輪車で坂道を下っていくじゃありませんか。
!!!!!!!!!!!!!!!
もちろん私のやるこたーひとつでしょう。 はい、大きく息を吸って〜・・・
おらっ!そこの一輪車!どこ走りよーとかっ!
振り返って一輪車から降りる子供達。 走って追いかけるより怒鳴るほうが早いので 私はますます大声を張り上げつつ
ここはそげなと乗り入れ禁止やろーがっっ!
怒鳴りつつ近づいてくる私に恐怖を抱いたのか 子供達は一輪車を抱えてあわてて公園から抜け出し 住宅街へと逃げ込む始末。 詫びの言葉もなしに。
前方のマヒ父は 一輪車が迫ってきたため、欄干に体を寄せておりました。 私が近づいていって無事を確認すると
「いやー、一輪車が坂道をスピードつけて集団で降りてきたんで危ないと思ってよけようとしたとたん、すさまじい怒鳴り声が聞こえたから、これは紛れもなくウチの娘だな、と思ったよ」
などと 嬉しそうに言うので 私もさすがに「怒鳴り声=娘」という マヒ父の恒等式にいささかの照れを感じたものでありました。
(´-`).。o(ハタシテコノイメージノママノムスメデモヨイノダロウカ....)
さて 夕方になりましたので 姪っ子を一徹兄貴宅へ届けついでに皆で家に上がり込むことにしました。
マンションの前で車に乗っていた全員を降ろし 私は駐車場からコンビニに立ち寄り 一徹家マンションのオートロック玄関前に向かっていたところで またもや私のセンサーが反応。
玄関前でビールケースを抱えたまま 壁に背をくっつけて立ち往生している酒屋の配達人らしき兄ちゃん。 その前は打ち水でもされたような水たまり。
そして私がマンションの上を見上げたそのとき 10階あたりの踊り場からペットボトルが数本、口を下に向けて差し出されるのが見えました。
バシャシャシャシャ!!!!
酒屋の連れらしきお姉さんが上を見て「やめなさーいっ!」などと か細い声で必死に叫んでいましたが 聞こえてもその声ではどーしょーもないと思われ。
さて 私は降り注ぐ水の切れ間をぬってオートロックを解除してもらい さっそく上層階に向かおうと思いましたが もしかすると私が上にくることを察知して 下に降りているかもしれんと思いつつ 途中階でエレベータを下り 踊り場をのぞき込みました。
5階で発見。 はい、大きく息を吸ってぇ〜・・・
「こらっっ!さっきから何ばしようとかっ!!」
踊り場から顔を出した男女数人の子供を確認して第2声。 「たいがいしときーよ!あんたたち誰かわかっとーっちゃけんね!!下に人がおるってわかってしようとかっ!!!」 (↑誰かなんてわかるわけないけどいちおーびびらせてみるあたり)
・・・するとペットボトルを手にした数人の子が顔をだし 不機嫌そうに「ゴメンなさい」と言ったかと思うと あわてて階段を降りていく始末。
一徹嫁のYちゃんを呼び、逃げていく子供達の姿を確認してもらったところ このマンションの子ではなく 近くの公営賃貸マンションの子供達(小学校高学年)ということが判明。
なんといいましょうか・・・
いやね わからんではないんですよ。イタズラ心。 私だってろくなことしてないガキでしたから。
でもビールケース抱えた酒屋の兄ちゃんターゲットにするなんて 卑怯もいいとこやないですか。 一輪車軍団にしてもそーですよ。 目の前の障害者なんか知ったこっちゃねーよってな具合で無視して 自分たちのやりたいことだけやってる子供って なんか欠落してませんかね。
連休の日に子供らだけでつるんで親の見てないところでロクなことしてないガキ共。 親はさぞ忙しいんでしょうよ。生活のためなんでしょうよ。 でもさ 放置すんなら心くらい育てとけっての。 真剣な背中見せて育てとけっての。
迷惑なんだよ。テメーのガキは。 テメーのガキが社会悪になりかけてんだよ。 思いやりのかけらもないガキになりかけてんだよ。
誰が叱るんだっての。 誰が戒めるんだってんだ。
怒鳴ってるあたしはいつも子供の背後にいるだろう見えない親にムカついてる。
子供たち いつか自分の居場所を見つけておくれ。 子供たち いつか愛する何かと出会っておくれ。
私はあんたらの親でないから 今この瞬間を怒鳴ることしかできないけれど いつも過去の自分に重ねて心で叫ぶ。
寂しさに負けるな! 寂しさに歪められるんじゃないよ!!!
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