2004年03月06日(土) |
ぺちゃくちゃおしゃべりはいいけどさ。 |
過日、幼稚園で年少さん最後の保育参観があり 参加してきたわけなんですが なんともいえず 私的には後半萎え萎えとなりました。
集まって子供達の朝礼の様子をみたり 歌を聴いたり 子供といっしょに工作をしたりと 楽しく過ごしたまではよかったものの
最後にお母様と子供が輪になって座り その中心に先生が座り お母様がひとりひとり一年間の思い出を話すことになったわけですが
このお母様方の半数以上ったら 自分の順番じゃないとまあ、 ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ喋りまくるしゃべりまくる・・・。
話しているお母様は入園当時の思い出がこみあげてくるのか 涙をこらえながら語り、先生も思い出し泣きをして、 ひとりひとり、とても感動的なのに。 待ってる人はまーぺちゃくちゃぴーちくぱーちく 仲良しの母親以外の話なんかきーちゃいねーよって感じで 見ていてちょっと溜息状態。
これじゃ子供に「静かにしてなさい」とか 「先生の話をよく聞きなさい」とか 「人が発表している時は黙って聞きなさい」なんて 母親が毅然として言えるわきゃねーよなっつーか 言うこともないんだろーなと 納得&呆れ果てたわけで。
と それは極力意識外に追いやって とにかく発表をしているお母さまたちの話を 息子を膝に抱いて一緒に聞いていると 思い出を話しながら涙ぐむお母さんたちを見て息子が 「●●くんのお母さんも、●●ちゃんのお母さんも、お話しながら泣いてるよ。哀しいのかな?」と私に問いかけました。
「そうだねえ、哀しくても涙はでるけどね、とってもうれしくても涙がでるんだよ。●●ちゃんのお母さんは、うれしいから泣いているんだと思うよ」と息子に言うと、 「そっか。でもおかーちゃんは泣かないで発表してね。泣いちゃだめだよ。絶対だよ」と なんとも笑わせることを言ってくれるので 私の順番がまわってきたときは へたに思い起こせばうるうるきそうなので 手際よく短く済ませてしまったわけでした(笑)
ざわつきつづける教室をふと客観的にながめ それでもこうして我が子のことを語るときには涙ぐむお母様たちに それぞれの苦労や思い出をかいま見つつ
だったらなおさら・・・
おめーら人の話も静かに聞いてやれよ!!
と思ったりした私でございました。
・・・感動も半減、と。(´-ω-`)
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