Dynamite徒然草
Dynamite徒然草

2004年02月07日(土) 初・お遊戯会

えー、ついにこの日がきました。
息子、初のお遊戯会です。

お遊戯といっても音楽に合わせてダンスを踊るだけなんですけど
舞台で動き回る彼をみるのは
私たち夫婦には初めてのことなわけで。

二日がかり、4部に分かれてのお遊戯会の初日が息子の出番。
朝から3人で出かけ
幼稚園に到着するなり私は息子に衣装を着せて
踊っても小物がずれたりしないよう最終チェック。
安全ピンで止めたり縫いつけたり。
慌ただしく準備完了で子供たちは先生に連れられて控え室に。

私と夫は40分後の彼の出番に備えて座る場所のチェック。
ハラハラしているうちに年少男児の出番。

幕があくと、ちーさなコックさん姿の男の子17人。
「あっちっちのフライパン」という曲にあわせてジタバタと踊り始めました。
感動っつーよりハラハラし通し。
でもみてるかぎり彼は嬉しそうな笑顔で楽しそうに踊ってるわけで。
踊りもしっかり覚えてるらしくキョロキョロすることもなく。

幕が閉じると夫と顔を見合わせて
安堵のため息をつきました。

記録は写真屋とビデオ屋まかせにして
私たちは
とにかくひたすら息子だけを見守り続け
あー、楽しそうにやってたなーということだけで
胸がいっぱいでしたっけ。

その後は年中さんのダンスや年長さんの劇。
息子の出番はエンディングで全員が歌う「世界でひとつだけの花」。
※この歌はもうおなかいっぱいでどーかとおもわれ。

でもですね。
このエンディングでのできごと。
年中と年長さんは幕が開いたときからスタンバッてたんですが
年少組は幕が開いてから舞台に登場。
息子は舞台中央まで歩いて自分の位置につくと
それから私たちを探すようにいつまでもキョロキョロしていたので
後ろのほうに立っていた私はおもわず

「しゅうーーっ!!」と、大声あげて手を振ってしまったところ
これに気がついて私たちを発見した彼は
大きな声で「かーちゃーんっ♪」と嬉しそうに手を振りかえしてきて

・・・・・・涙ぽろりん。(←私が)

自分でも驚きました。

お遊戯はですね
心のどこかで
「ちゃんとできて当たり前。失敗してんじゃないぞ」って
ハラハラ半分信頼半分で見守ってたんです。

その彼がエンディングで
私たちの姿を確認できないことで見せた一瞬の不安。

その顔は予測してなかったので
私はおもわず大声で反応してしまい
彼もまっすぐに返してきただけのことなんですが
そんな彼の笑顔にほっとしてしまって

おもわず涙ぽろりんでした。

彼は四歳。
よくがんばりました。
いつもがんばってくれます。
いつもたのしくがんばってくれてます。

いつも喜びをありがとう。



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書いてる人 : Dynamiteおかん