たった今知った事実が(笑)
スマップが歌ってる「世界でひとつだけの花」(タイトルうろ覚え)っての。 私、あんましこーゆー人たちの歌とか本人に興味ないんで、 サビのとこテレビから聞こえたりしても、 フーン でおわってました。
で、一体何を知ったのか。
この歌つくったのが、槙原敬之ってことを。
別にこの人も興味なかったんですが、 実は私が息子を生んで2週間ばかり入院していたその病室のテレビで、 この人が覚醒剤で逮捕されたニュースがわーわーあってて。
そんときに なんか意外だなーとか、 ヒットする曲つくるように周囲からとか自分の中でのプレッシャーで、 きっと押しつぶされたんだろーかなー などどおもったりして、 この人がもう表だって復活することはないだろうと感じつつも、 いい曲つくって立ち直ってくれるといいなと、 帝王切開の腹の傷の痛みとともに、 記憶に残っていた入院生活の一コマで。
そして今日はじめて「歌の大辞テン」で、 この曲があの槙原敬之のつくったものと知ったとき、 それの曲と歌詞を初めてまともに聴いてみました。
そんとき私の脳裏に出てきた言葉が今日の日記のタイトルです。
墜ちることを、 人は「失敗」とか「破滅」とかって簡単にいうけど、 墜ちて知り得る大切な何かを、 知らずに生きていく人は寂しいと思う。
墜ちなければ味わえない長く暗い奈落からはい上がれた人間が紡ぐ言葉の強さとまっすぐさを、 奏でる音たちの幸せに満ちて優しく響くことを、 あたしはこの歌に重ねたい。
いい曲つくれてよかったね。
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