夕べは一時頃まで話し込んでいた。 話すことといっても子供を連れて遊びに行けるところについての話。
・・・ふ、所詮こんな内容よ。
でも思った。こんな話してるうちがいちばん幸せっちゃろーね、と。
これが夫の浮気とか、 自分の浮気とか、 姑との確執とか、 借金問題とか、 生活苦についてやったら辛かろう。
そうでないことを感謝したいもんだ。
で、その結果、今日の行き先は・・・
昨日と同じ有料遊戯施設。
・・・・ちょっとせつないが、 これもいたしかたない。
この施設は、場所は遠いが(車で約45分) 室内で、しかもゴムでできた遊具があり、 駐車場もあり、トイレもベビーベッドがあるという、乳幼児連れにはもってこいの場所。
・・・実は土産で有名な「ひよこ」が経営しているとこなのだった。
なので当然、公園の横には土産屋のコーナーもある。
その上ここのソフトクリームはなかなかうまい。
たぶん冬の間中は、 うちらはここによく出没することだろう。
そーいやここでボールを激しく蹴って遊ぶ少年がおった。 そういうことは禁止されてるはずだが・・。
するとその子が蹴ったボールが、 座っていた妊婦さんの横をかすめていた。 おもわずあたしはその子に言うた。
「こらっ、あぶなかろーがっ!なしてそげんことするとね?」 ・・・すると少年は近づいてきて、 あやまるかと思ったら、
睨み付けている。
「・・・親はどこにおるとね」 とあたしがいうと、少し淋しげな顔になり、 「・・・そと」と言う。
みると外でくっちゃべっとる親が数人おった。
「おなかのおおきいお母さんもおろうが、小さい子もおろうが。あぶないことはしたらいかんよ、ねっ」
その子は頷くと、踵をかえした。
・・・それからボールを力一杯蹴ることはしなくなった。
素直ないい子やん?
あたしは思う。 いくら大きくなっても、 子供から目をそらしたらいかん。
溺愛しろってことやない。 しょっちゅうかまってやるってことでもない。
子供は母親がどこにおるかをしっとーけど、 母親は子供がどこにおるかをしらん。 そんな状況をつくったらいかんっちゃないかということ。
やんちゃがすぎる子とか、 いたずらする子には、 きっとワケがある。
振り向いて欲しいっていうワケがある。
たぶん、それだけなんやろうと思う。
みんな愛されたいとよ。
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