ア　イ　デ　ン　テ　ィ　テ　ィ　。　　　by胡桃。

2004年07月06日(火)　 神様。どうか神様。

先週の木曜日から入院していた甥っ子が。退院。 風邪のこじらせての気管支炎。 入院中は点滴の成分のせいやストレスのせいで。 気が触れたように泣きまくって。寝ないで。ご飯も食べないで。 その様相は。 幼児だから。というだけでは片付けられないほど。 やっと熱が下がって点滴が外れた昨晩も。 1時間ほどしか寝ないで訳のわからないことを叫び。泣く。暴れる。 退院した今日も。 喜ぶどころか更に更に泣き叫ぶ。 私の顔を見ても泣く。 だから。入院中もこっそり３回ほど会いに行っただけだった。 家族中が心配になった。 薬の成分や。極度のストレスのせいで。 気が触れてしまったのではないか。と。 世の中の『親』と呼べる人に。 心からの尊敬の念の抱くのは。こういう時。 姉とお義兄さんは。交代で病院に泊り込み。仕事を休んで。 寝ずの看病を繰り返していた。 １人ででかくなったようなつもり？ 私が生意気なことを言うと。 よく昔。母親が言ったこの言葉も。今は理解できる。 あんなに手をかけて。あれほど手をかけて。 アリガトネ。おかーちゃん。 甥っ子。あどけない笑顔で笑う甥っ子。 明日には。前みたいに笑って。うちに会いにきてくれるといいな。 そして。また。 『おーばーちゃーん』 そう叫びながら。私をぎゅっとしてくれるといいのに。

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