某突起名の人生つぶやき日記

某突起名の独り言。
あくまで独り言ですので・・・まぁ、お気になさらず。

2015年10月19日(月) あの頃よりも。












あの頃よりも、確実に。

賢くなった。

強くなった。

心に余裕もできたし。

狡猾にもなった。

同情、という、上から目線の感情も生まれた。

エゴイズムに拍車がかかったし。

孤独は感じなくなった。

人の価値を値踏みしなくなった。

偽善的にもなった。

何も知らない赤子ではなくなった。

上には上がいることも痛感したし。

自分が何も知らない趣味を持つ人種とも接触した。

自分を蜥蜴の尻尾のように扱っても

自己満足できるようになった。










10年。





月日は人を変える。

マーシャルアーツやコマンドサンボの構えを

人に対してしなくても、

警戒しなくていい処世術があることも知った。

いつも軸足を意識していた歩きも鈍った。





母親は、私が居なければ生きていけないと言うようになった。

私も、母親の骨は、自分が取るべきだと感じている。

ただ、こんなところに骨を埋めるべきなのか。

その応えを先伸ばしにしている。





平和。





ただそれだけ感じて生きている。

ただそれだけを守るようになった。

誰の其れなのでも構わない。

壊そうとする輩は排除する。

其れが例え自分自身でも。





10年。





海雪さんとの関係は続いている。

たまに邪魔しようとする下衆はいるが、

ふたりきりで話せば迷いは消える。

誰と親しい仲になっても、

結局、お互いが残ることを知っている。





某突起名の肩書きを知っている人は少なくなった。

誰も丸くなった「突起さん」なんて見たくはなかろう。

代わりに、作った肩書きもある。

リアルでそう呼ばれる機会の方が増えている。

皆、温和で、私が何者なのか知らない。





こうして隠居するまでの間に本当に様々な体験をした。

文字に出せない仕事をしていたこともある。

海雪さんに、「そういえば、○○さん(←私の本名。)

あんなこともしてたよねー。」と、言われて思い出す職もある。

でも結局すべて昔とった杵柄だ。





目下の目標は、「完全な家事手伝いになる!」

ははは。自分で言っていて笑えるほど平和だ。

今日も某突起名は平常運転だ。






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