■ 某突起名の人生つぶやき日記 ■

某突起名の独り言。
あくまで独り言ですので・・・まぁ、お気になさらず。

2002年07月19日(金) 残骸・��













彼とはじめて会ったのは当然のコトながら

仕事場だった。





当時の職場は、珍しく雰囲気良く、皆仲が良く、

昼休みなぞ、みんなひとつのテーブルで

時間を忘れて話をして盛り上がっていた。





もちろん私もその輪の中に中に入っていたし、

Zも入っていた。





・・・と、言うよりもどちらかと言うと

いつも自然と壁際にもたれるように座っているZを

中心にするように自然と周りに人が集まり、

最初は遠巻きにそれを見ていた仲間たちも

その雰囲気の良さに惹かれて話に参加して輪ができていた。





Zはこの派遣会社の中でも相当の古株らしく、

リーダーを買って出て、毎日の朝の点呼を少しも面倒くさがらずにやり、

気前良く、この派遣会社で自分の思う通りの仕事を得るコツを披露したり、

皆の分まで会社への作業終了報告の電話を入れたり、

煙草を忘れた仲間へ自分の分の煙草をふるまったり、

はじめて仕事に来てカチカチに緊張している子にフランクに話かけて

安心させてみたりと、常に全身から協調性と人の良さを滲み出させていたから

まあ、当たり前と言えば当たり前の話なんだろうか。










逆に私は誰にでも話掛けられればニッコリ微笑むし、

普段は物言いも柔らかく、表の人当たりはすこぶる良い方だが、

内面的にはすこぶる人見知りが激しく気まぐれで

基本的には自分のペースで時間を過ごしたいと思っていた。





たまに同席した人と話が盛り上がる日があっても面白いし

実際そんな風に行きずりに近い仕事仲間と盛り上がる日が何日かあったが、

それが毎日の「義務」になってしまうと飽きるし面倒くさいと思っていたし、

しかも「ココは単なる仕事場」と極端に割り切っていたので

正直言って話の輪に加わって毎日のように「仲良く」するのは億劫だった。










しかし彼等が話をしている場所が大概喫煙場所だったので、

煙草を吸いに行くと必然的にその輪に入れられてしまい、

仕方が無いので一歩引いたところで参加するとも無しにそこに居て、

話す人たちを観察しながら煙草をふかしていて

これまた気の向いたように振られた話に受け答えしていた。





「まあ、嫌われても仕事が滞らなければいいや。」くらいのつもりで

自分の気が向かない時は話の輪に入らないで自分の好きなようにしていて、

その日の話に加わるか加わらないかはその日の気分次第。





側に居ても全然話を聞いていなくて、話を振られてはじめて

「・・・ん?何?」なんて顔を上げるコトも珍しくはなかった。





はなから話に入る気配も見せずに休憩所で寝そべっていて、

「突起ちゃんは?」「寝てる。」「そっか。」

なんてやり取りが、狸寝入りの私の耳に入ることもしばしばあった。





媚を売らない性格が良かったのか、たまたま仕事仲間が寛容だったのか、

それがいつの間にか仕事仲間には「まあ、突起ちゃんだから(笑」と、

気まぐれに話に加わったり加わらないでいたりしても

「いつものメンバー」として嫌われず受け入れられる特権を得ていたように思う。










私が座る場所はいつもZとは正反対の端っこ。





話は彼を中心に盛り上がっているので、

彼の側に近づけば近づくほど、

皆の視界に私が入る回数が多くなってしまい、

皆が盛り上がっている話を興味無く聞くとも無しに聞いている

どうでも良さ気な態度がバレやすくなってしまうから、

いくらZの隣の席が空いていようが、「おいでおいで」をされようが

私は「ココが自分の席だ」と言わんばかりに

話の中心からなるべく遠い位置を選んで座っていた。





・・・はあ、好かれている人なんだなぁ。

じゃ、なるべく遠くに。





そんな感じで。




















他の人に対してと同じように

彼のバックグラウンドやプライベートや心の内なぞ興味も無かったし、

話をしているのを聞いている分には

仕事以外に盛り上がれる共通の話も無い人物だったので、

私から声を掛けるコトも滅多に無かった。





私にとってZは単なる職場のリーダーで、

話の中心だから避けるべき目標で、

かと言って邪険にする理由も何も無い。

そんな仕事仲間。

ただそれだけだった。




















そんな私の愛想の無さが却って「好かれたがり」の彼の好奇心を

絶妙に刺激するんだと分かっていたらもっと彼に媚を売っていたのに。

いくら面倒くさくても割り切って、とても楽しそうに毎日話に参加していたのに。





しかしその時の私はそんなコトに気付くワケも無く。





たまに顔を向けると必ず目が合うZの視線を疑問に思いつつも、

ただボンヤリと、話を聞いたり聞かなかったり、

話に興味が無いの丸出しで煙草の煙で輪っかを作って遊んだり、

自分の気の赴くままに毎日の仕事場で、毎日の昼休みを過ごしていた。















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今色々と考えていて、ボンヤリと毎日を過ごしています。
今回の経緯等、記憶から掘り出してきてココに書いて
ちょこっと頭の中を整理しようかと。


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