**裏ねこ雑記**
DiaryINDEXpastwill


2004年10月24日(日) 人生何があるか分からない

ちょんまる 驚いた!
あんなことを目の前で見るなんて思ってもみなかった。

鞍馬山の門前のお店の前で、
メニューを見ながら遅れてくる連れを待っていた時、
一台のすんばらしく大きなベンツがすっと店の駐車場に入ってきた。

「すんごいベンツ」と思いながらずっと見ていたのさ、
で、停まると思っていた、いや、停まるような感じだった、、、

けれど、止まる寸前で行き成り勢いをつけたように発進して
そのままお店に突っ込んだ。

一瞬何が起こったのか分からなかった。
ベキベキッて音がして、スローモーションのような感じで、
お店の壁面の窓枠が車に押されて凹んでいくのを見ていた。

鞍馬山から砂利道を降りながら、
友人と「ひざに負担がかかるよね」なんて
喋っていたけど、その理由ではなく、ひざが震えた。

窓の中は間違いなく客席でそこに座っているお客さんはいったい。。。

ベンツの中からお金持ちそうなおじさんが飛び出してきて、
「えらいことしてしまいました。」って店の中に走りこんで行きました。

店の中からは「救急車を!」って声。。。

一瞬を置いてベンツの中から呆然とした表情で降りてきた
これまた金の掛かっている服装をしたおばさん。

良く見なかったけど、あのベンツは右ハンドルだった?
運転してたのはどっち?

当たり前だけど、
そのお店はその後の時間は営業をしませんという事になって
そのお店で精進料理を食べるつもりでいたのに、
私達のすぐ後に来たグループの方たちも
「わざわざ食べに来たのに」って残念そう。。。

いやぁ、のんびりしている連れの2人組が
シャキシャキの私と友人のペースで寺を回って下山していたら
ひょっとしてあの窓際の席で食事をしていたのは私たちかもしれない。

小さな消防車が最初に駆けつけてきて、その後やってきた救急車。

先に鞍馬山を下りた私達の車を追い越して行きました。

どうか、たいした怪我ではありませんように。。。。


その後はプラン通りに夜まで回って
私たちにはよい旅だったけど
人生なにがあるか分からないね。

夜、6時40分前の京都駅の新幹線のホーム。
何気なく見上げた乗車口ごとの小さな電光掲示板が
細かくゆれているのを見た。

普段はあんな風に揺れていないはず。

「あれ?地震?」と思った。
ホームはゆれている感じは無かったけど。

そしたら、新潟で震度6だったなんて。






↑エンピツ投票ボタン

My追加



nekonoko |MAILHomePage

My追加