『人生、一度きりよ』

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七倉 薫 /MAIL


2001年10月24日(水) 遠い日の想い出

うひゃひゃひゃ。
ひさしぶりに菊に乗ってお出かけしてしまった。
4速で道路をかっとばしてしまったことよ。

んで、これまたひさしぶりに図書館に行って、3冊借りてきた。
(何かおかしいような気がするひとは気のせいだと思うよ、たぶん)
追及しないでね。

で、家に帰って夕暮れのベランダで夏に咲いていた朝顔の種を集めていたら、ふと、遠い昔の記憶が甦ってきた。

そう、あれはまだ自分が新入社員だったころ。
同じ部の先輩といっしょに、電車に乗って帰ったことがあった。
ふたりともものすごく眠くて(テストかなにかがあった日だったのかもしれない)、手すりにつかまってふらふらしているような状態だった。
しばらくして斜め前の席が2つ空き、ラッキー、とばかりに座った。
さっそく眠ろう、と思った瞬間、我々は硬直してしまった。

目の前に若い男が立っていた。ひどく痩せていて長髪だった。
その男は立ったまま目を閉じて、たぶん眠っていた。
なぜなら電車の揺れにあわせて身体を大きく前後左右に揺らしていたから。
そしてその男がはいていたホワイトジーンズの股間には、黄色い染みがあった。

頭を下げて寝た場合、我々の頭の高さは、ちょうどその男の股間とほぼ同じ高さに位置することになる。
男の身体は大きく揺れている。
かといって首を後ろに倒してアホ面さらして眠るのは嫌だった。
男の身体は大きく揺れつづけている。

我々はけっきょく眠らずに他愛のない話をした。もちろん視線は男の股間にロックオンしたままで。

夕暮れのベランダでふと考える。
あの染みのこと。遠いあの日。

ところでミヤジマせんぱい、お元気ですか?


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