『人生、一度きりよ』

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七倉 薫 /MAIL


2001年10月23日(火) 憧れの職業

このあいだ電車の中で見た「ガーデニング霊園」の広告を、きょうも見かけた。真っ赤な薔薇が咲くお墓の写真の横に、白髪混じりで微笑む男性の写真を発見。ふーん、前見たときは気がつかなかったなあ、と目を細めて(コンタクトしてても近眼なんだよ)みると、そこには「イメージキャラクター マイク真木」と書かれていた。

さて(気を取りなおして)、きょうは仕事のことについて考えてみようと思う。
実家が自営業だったから、昔から「サラリーマン」という職業に憧れていた。なんといってもサラリーマンは会社に行っている間だけ仕事をすれば良いし、休んでも、それが有給休暇の範囲内だったら、給料も差っ引かれない。そのうえボーナスなんてのも年に2回ももらえちゃうし、余裕のある会社だったら残業代まで支給されてしまうのだ。
これを素晴らしいと言わずして、なんと言おう?
それにひきかえ自営業(というか我が家)は、年中無休だし、バイトが休んだといっちゃあ家族がかりだされるし、ボーナスなんて寸志だしさ。
そんなわけで、父親がサラリーマンの家庭は、問答無用で羨ましかった。

で、そんな自分がじっさいにサラリーマンになってどうかというと、
いや、素晴らしい、サイコー! とまではいかないけど、まずまず納得できますね。あ、でも今までの話って、純粋に労働時間と労働対価(つまりお給料ねん)のことについてだけど。

でもなあ、さいきん仕事に情熱をもてないなあ・・・なーんてブルゥなワタクシ。
去年、転職したときはそれなりに希望をもってたんだけど、ちかごろは「コレ」じゃないな、ってのが解ってきちゃったからなあ。

うーん、でも「コレ」ってものでは、いまんとこ生活できる可能性がないもんなあ。

仕事ってさ、金を稼ぎだせればいいと思ってたわけよ。でもさ、一日の大半をそこに注ぎこむだけの価値が見出せなきゃさ、それも不毛だな、と。
かといって「金=自由」の呪縛からはそうカンタンには逃れられないしさ。

そんなこんなでずるずるとサラリーマンを続けて行くのかな。行くんだろうな。
いや、どうかな?
ま、とりあえずは「コレ」に力を入れつつも、やっぱサラリーマンだな。当面は(っていつまでのことを言うのでしょう?)

ナワトビでもして、集中力を高めよう、っと。


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