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■ 父のこと
父が母のことを思って、柿の木を伐ったことを書いた。その続きがある。
元々、越してきた時に植えたのは、無花果だった。女三人男一人の家族なので、女性にいいもいう無花果を植えたのかなと思う。
うちは、土地は小さいがちょっとした段差の上にあって、日当たりかものすごくよかった。無花果は生い茂り、大量の無花果をもたらした。大量過ぎてもて甘し、冷蔵庫に保管するもダメにしてしまうことも多かった。
ある日、無花果が伐られて、柿の木か植えられたのだが、それは私が好きだったからだという。ありがとう。
こんなことを書いたのは、昨日、『明日の記憶』という本を見かけたからなのだ。 何かのはずみで昔見た、渡辺謙の『明日の記憶』、ずっとタイトルが思い出せなくて忘れていたんだけど、単行本に渡辺謙の写真が貼ってあり、分かった。
単行本に帯を貼らなくてもいいやんと思っていたけど、貼っておいてくれてありがとう。 なければ、タイトルだけでは、あの話とは分からなかった。
長いお別れという認知症の別名を、映画のタイトルと勘違いしていて、探せなかったのだ。つい、単行本の最後の方のページをめくってしまった。
2022年03月13日(日)
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