天上天下唯我独尊

2019年06月22日(土) 腰の寝違え

酷い一週間だった。

月曜日の起床時に腰が痛くて、その日は腰に違和感を抱えながら過ごした。
そしたら火曜日未明。
トイレに行きたくて起きようとしたら、腰が痛くて起き上がれない……!
寝返りすら打てずに、引っ繰り返った亀のように暫くジタバタしていた。
トイレにはギリギリのところで間に合ったが、こうなると横になって眠るのが恐怖でしかない。
それでも眠いので寝床に戻ったが、そしたら案の定、起床時間になっても起き上がれず、主人に弁当を持たせる事が出来なかった。
その日は日帰りで都市部への出張に出かける主人に付いて行って買い物を済ませる予定だったのだが、これでは到底無理。
病院に行こうにも、どこの病院に行ってもジジババで混雑していて死ぬほど待たされる上にたいして腕は良くないので、家に引き籠もる事に。結局普段と同じか。
起き上がってしまえば普通に歩けるのだが、何をやるにしても腰に来るので、火曜と水曜はのろのろと最低限の家事だけやって、あとはだらだらと過ごした。
木曜日、主人がまた日帰り出張。
火曜日よりは少しだけ状態が良いような気がするし、これを逃すと次はいつになるかわかりません!
という事で、何とか洗濯と身支度を済ませて、迎えに来てくれた主人の車に乗り込む。
が、家を出た最初のカーブで腰に来た。急な衝撃が駄目らしい。
そんな私を気遣って、時間に余裕があるのに下道ではなく高速道路を走ってくれる主人優しい。
主人が目的地で降りたら後は私が車を使い、取り敢えず百貨店に行って会員継続の手続きを済ませ、あとは館内をうろうろと見て回った。
しかし、試着室で靴を履こうとして一旦腰を降ろしたら立ち上がれずに、店員さんに手を引っ張って貰う始末。
更にベッドのコーナーでエアウィーブを試そうと寝転がったら起き上がれなくなり、暫くジタバタしていて店員さんを引かせてしまった。
それだけで疲れてしまい、他にも行きたい所や買いたい物があったのに全部は果たせず。
金曜日も起き上がるのに苦労はしたが、それでも少しずつ起床に要する所要時間が短くなっていて、回復を実感した。
それまでは生まれたてのスタンドか軟体動物のように、時間をかけてズルズルとベッドから床に落ち、そこから何とか両足をついて腕の力で立ち上がるという、およそ普通の人間ではしないような起き方をしていたのだ。
寝返りも、腰を両手で押さえてゆっくりと向きを変え、肩をずらして、次はまた腰、そして脚、という風に兎に角手間と時間がかかって仕方なかった。
不幸中の幸いは、もう殆ど咳き込む事が無くなっていた事。
まだ喘息が続いていた先週だったら、咳き込む度に腰に響いて泣いていたと思う。

だから今週に入って、普通に起きられるようになって幸せー!
でも弁当作りは嫌いなのよね。


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