天上天下唯我独尊

2019年04月10日(水) 老黒髪

私は年の割に白髪が少ない。
しかし全く無いという訳ではないので、鏡の前で見付け次第、自分で根元から切っている。
今日も見付けたので自分で切ろうとしたが、どうも狙いが定まらない。
なので主人に頼んだ。
よく見えないんだよなあ……目が悪いからさぁと言いつつも、最初の数本は上手いこと切ってくれたが、
「あ、なんか黒いのも切れちゃったよ」
……貴重な黒髪が3本も根元から!
何て事を!

台所で食器を片付けていると、風呂上がりの主人が言って来た。
「いつもごめんね、シオン」
「ん? 私の貴重な黒髪を3本も切った事?」
と訊くと、主人は即座に否定した。
「いや、それは謝らない。僕は最初に『目が悪いからしくじっても知らないよ』と断ったのに、それでも頼んだシオンの責任だから」
なんか、この人のこういう所は物凄く腹立つー!


 < 過去  INDEX  未来 >


春 紫苑 [MAIL]

My追加