天上天下唯我独尊

2016年10月15日(土) ほぼ2歳

今週は、1箇月振りの子守りに行っていた。
妹の仕事が忙しいという事で、今回も甥っ子を連れて実家に行くつもりだったが、その前に妹宅で1泊したところ、朝方に酷い寒さで目が覚めた。
天気予報で冷え込む事は知っていたが、木造アパートの寒さを舐めていた。もう1枚毛布を掛けて寝るべきであったと後悔したが、時既に遅し。
寒さなのか寒気なのか、兎に角寒くて、おまけに頭痛と吐き気までする。いつもの肩凝り頭痛と風邪を併発したようだな……とトイレで吐きながら自己診断。
頭が割れるような痛みで、起床時間になっても私は寝床から出られず、朝の支度は妹1人でやって貰った。
そしてこんな朝に限ってうんこする甥っ子。私は布団の中でウトウトしながら、妹のヒステリックな声を壁越しに聞いた。

その後も何度かトイレに駆け込んで吐いたが、11時近くになって何とか起き上がれるようになった隙を見て、掃除と洗濯を済ませた。
何を飲んでもすぐに吐くので、水すら飲んでいなかったが(本当は何が何でも水分摂らなきゃならないのは知っている。でも胃液どころか腸液まで出て来るんだもん、苦くて辛いんだもん)、吐き気が治まったので、服薬のためにウィダーinゼリーを飲んだ。
頭痛もだいぶ楽になった。朝の時点ではどうしようか迷ったが、この分なら移動出来そうである。
妹に連絡を入れ、荷物を纏めて、いつものようにタクシーで保育所で甥っ子を拾って駅まで移動、そこから乗り換え。
甥っ子はずっといい子で眠っていてくれたし、私も具合が悪くなる事は無かった。頭が痛くないって幸せ!


今回の甥っ子纏め
・所有の格助詞「の」と、感動の終助詞「か」を覚えた。
 妹宅で私が添い寝してやろうとすると、布団を叩いて、「おかあしゃんの!」と言って私を追い出した。実家では、玄関が開く音を聞いて「じーちゃん!」と興奮するも、帰って来たのが母だと知ると「ばーちゃんか……」
・一人称と二人称を間違って覚えてしまった。先月の実家滞在中(私はノータッチだった)に母と妹が甥っ子をアンタ呼ばわりしていたため、自分の所有権を主張する際に「あんたの!」と言う。
 そして私と一緒に遊びたい時には、「わたしも!」と。言葉を覚えている段階の子供に対しては、一人称・二人称は遣わない方がいいのかなあ
・食事の際に食べ物をスプーンで口に運んでやっていると、体を揺らして食卓を叩きながら「がん!がん!がん!がん!」と言う。
 何の抗議行動かと思ったら、「ごはん」の事であった。自分が今食べたいのは豆腐ではない、ご飯を食べさせろと。gohan→g(oh)an→gan
 このように、途中の子音と母音が抜ける事は間々あって、「たーくー」と言うので「タクシー?」と訊いたら「たーくー!」と怒られたので何かと思ったらトラックの事だったり、解読が難しい
・実家にて添い寝してやろうとしたら、「(あっちに)いって」と布団から追い出された。添い寝は嫌で、自分が眠るのを見守って欲しいらしいが、こっちは寒いんですけど……。
 これをやりたいけれどやったら咎められそうだという時にも「いって」と言う
・お歌が上手になった。「ちょうちょ」も「かえるのうた」も何となく歌える。暫く前までは「でんでんしーしー」だったのに、ちゃんと「でんでんむーしー」と言えるようになっていたし

前の週末に主人と出掛けた時に、毛糸の帽子を自分用として買ったのだが、持って行って甥っ子に被せてみたら私より似合うので、これが今年の誕生日プレゼントになった。そりゃね、うさ耳帽子だって、40代半ばのババアよりも小さい子に被って貰った方が幸せだよね。
基本的に被り物が嫌いな甥っ子だが、「可愛い!ノンタンみたいねえ」と持ち上げてみたら、気に入ってくれた様子。暑いと脱ぐけれど。
実家に行く際にも被せていたら、駅で知らない女子高生達から「可愛い!」と言われた。私が被っていても誰も言ってくれないだろうから、帽子だって嬉しいだろうよ。(←まだ言ってる。実は悔しい)


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