甥っ子は、昨夜は22時過ぎに寝たと言うのに、今朝は6時に起きてしまった。 というのも母親である私の妹が、起きて顔を洗ったり寝室に戻って着替えを探したりごそごそやっていたら、気配で目が覚めてしまった模様。 本当に、妹のこういう所は馬鹿かと思う。今日は仕事が無いのだから、顔洗ったり着替えたりなんて甥っ子が起きてからでいいだろうに。 お蔭で私まで、甥っ子の泣き声で起こされてしまった。迷惑千万である。
起きたものの、全く寝足りなくてずっとグズグズしている甥っ子を、朝食後に乳母車で散歩に連れ出した。 その間、妹は掃除と洗濯。 甥っ子が寝たのを確認して一旦戻り、私は車を借りて買い出しに。今回は手伝い無しの筈が、結局手伝う事になっている。まあいいか。 紙おむつやら便所紙やらを買い込んで戻ると、丁度甥っ子が起きて来たので、膝の上に座らせて麦茶を飲ませてやった。 暑かったので氷を入れて、カランカランとコップを回して一口飲ませ、じゃああとは自分でお飲み、と両手で持たせると、甥っ子は何を思ったのか、
ザバァー
と首の辺りでコップを傾けた……何故。 思うに、真夏のように暑い日だったので、水浴びをしたかったのだろう。 甥っ子は勿論、私のシャツとズボンもびしょ濡れ。 これが台所の床の上で良かった。そして麦茶で良かった。ジュースのようなものだったらベタベタして堪ったものではない。 仕方ないので私は妹の服を借り、甥っ子も着替えさせようとしたら、服を脱がせたところで脱走。 本人は紙おむつ1丁が快適らしいが、幾ら家の中でもそれは一寸。抵抗にあったが、お腹が冷えるので、ランニング・シャツと短パンを着用させた。 それから3人で昼食を摂り、妹が家の中の事を片付けている間、私は甥っ子の相手をし、ズボンが渇いたところで着替えて駅まで送って貰った。
今回のまとめ ・指示語が増えた。「これ」だけだったのが、遠くの物は「あれ」、「うまー」ではなく「いしー(美味しい)」と言えるように ・鳴く鳥はすべて「チュンチュン」。あれは雀じゃなくて河原鶸だよーと妹に訂正されていたが、そんなの大人の私でもわからん…… ・気に入らない事があると、物凄い目つきで睨む。ガンをつけるというのか。目は口ほどにものを言うという言葉があるが、どこで覚えたんだか…… 他にも色々あるが、取り敢えず、大きくなったなあと思う。 もう転がっているだけの赤ん坊じゃなくなっちゃったんだなあと思うと、一寸寂しい。
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