病院に行って、キズパワーパッドの親玉から、小さいのに取り替えて貰った。 化膿も見られないし、順調に回復している様子。 しかし、今日の看護婦がこれまた不器用だった。 キズパワーパッドみたいなやつの小さいのを貼った上から、防水仕様の保護フィルムで包むのだが、なんか上手く行かないけれど、適当に被せて最後にぐるぐる巻けばいいよね!という適当さが見て取れた。 出来上がりを見た医者も、 「これは一寸酷いね……」 と言うレベル。私も同じ事を思ったよ。 「こういうの、苦手?」と訊かれて、 「はい、苦手です!」と正直に答える看護婦。 若い新人ならまだしも、中堅(推定)でこれである。 見兼ねた医者が、 「これはね、こうやって、内側じゃなくて外側で重なるように巻けばいいんだよ」 と説明しながらやり直してくれた。流石外科医、手先が器用である。 見るからにペラペラふにゃふにゃしていて、サランラップ以上に扱い難そうなフィルムではあるが、この人この仕事に向いてないんじゃ……と思うほど雑な看護婦だった。 言われるまで気付かなかったが、救急で担当してくれたのと同じ人だったようである。 あの時も、麻酔を打つのに、当直医に促されるまで酒精綿を出さなかったな……。 よく言えば朗らかで大らか、辛気臭くないのは良いのだが、命に関わる現場では一寸不安になるような。 彼女を見ていて、ドラマ「ちゅらさん」を思い出した。 当時は面白くて夢中になって見ていたが、今思うとあの主人公も大概だったなー。 少なくとも、救急医療の現場には向かなさそうなタイプ。 軽傷の子供相手や、終末医療だったら向くのかなあ。
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