天上天下唯我独尊

2013年12月17日(火) 前方注意

少し前に、運転免許の更新に行って来た。
優良運転者なので、簡単な検査と講習だけ。
講習のビデオはかなり古かった。こっちも更新したらいいのに。
そして講義はポイントを押さえるのみで、質疑応答無し。質問や突込みどころがあったのに、宙に浮いたままになってしまった。
だって、交通事故件数が減っていても、車や運転者や人口という母数がわからない限り、本当に「減っている」とは言えないだろうから。

今日は、郵便局に行こうと徒歩で家を出た。
横断歩道に差し掛かったら、反対側の横断歩道上に、車が停まっている。
何だろうと近付いてみると、車のドアは開けっ放しで、外に出た運転手が、誰かに話しかけている。
車の陰には、老婆が横たわっていた。
どうやら車の左折時に巻き込まれた模様。老婆は小さくて運転席から見え難いし、老婆は老婆で腰を屈めて下ばかり向いて進むから、車に気付かなかったのだろう。
対向車も信号の手前で停車して、運転手が外に出て携帯電話で救急車を呼んでいた。
横断歩道のど真ん中なので、取り敢えず道端にどかす?と思ったが、老婆は腰が痛いと言う。取り敢えず意識はしっかりしている模様。
そろそろ反対車線が長蛇の列になっていたが、下手に動かさない方が良いだろうから、救急車が来るまでじりじりと我慢して貰う事にする。
しかし皆、本当に我慢強いね! 誰一人としてクラクション鳴らさないんだもん。(後で主人に話したら、そんな事するのお前だけだと言われた)
他に出来る事は無さそうだったので、老婆の無事を見届ける事無く、私はさっさとその場を後にした。
郵便局が閉まる前に、書留送らないと。

ここ数年、事故の瞬間を目撃してはいないけれど、現場に出くわす事が多いように思う。
老人が多い田舎だからか。
自分も運転するので、明日は我が身にならないといいなあ。
仮令歩行者のジジババに非があっても、何故か悪者にされるのは運転者だからな。
私も気を付けよう。


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