少し前に、運転免許の更新に行って来た。 優良運転者なので、簡単な検査と講習だけ。 講習のビデオはかなり古かった。こっちも更新したらいいのに。 そして講義はポイントを押さえるのみで、質疑応答無し。質問や突込みどころがあったのに、宙に浮いたままになってしまった。 だって、交通事故件数が減っていても、車や運転者や人口という母数がわからない限り、本当に「減っている」とは言えないだろうから。
今日は、郵便局に行こうと徒歩で家を出た。 横断歩道に差し掛かったら、反対側の横断歩道上に、車が停まっている。 何だろうと近付いてみると、車のドアは開けっ放しで、外に出た運転手が、誰かに話しかけている。 車の陰には、老婆が横たわっていた。 どうやら車の左折時に巻き込まれた模様。老婆は小さくて運転席から見え難いし、老婆は老婆で腰を屈めて下ばかり向いて進むから、車に気付かなかったのだろう。 対向車も信号の手前で停車して、運転手が外に出て携帯電話で救急車を呼んでいた。 横断歩道のど真ん中なので、取り敢えず道端にどかす?と思ったが、老婆は腰が痛いと言う。取り敢えず意識はしっかりしている模様。 そろそろ反対車線が長蛇の列になっていたが、下手に動かさない方が良いだろうから、救急車が来るまでじりじりと我慢して貰う事にする。 しかし皆、本当に我慢強いね! 誰一人としてクラクション鳴らさないんだもん。(後で主人に話したら、そんな事するのお前だけだと言われた) 他に出来る事は無さそうだったので、老婆の無事を見届ける事無く、私はさっさとその場を後にした。 郵便局が閉まる前に、書留送らないと。
ここ数年、事故の瞬間を目撃してはいないけれど、現場に出くわす事が多いように思う。 老人が多い田舎だからか。 自分も運転するので、明日は我が身にならないといいなあ。 仮令歩行者のジジババに非があっても、何故か悪者にされるのは運転者だからな。 私も気を付けよう。
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