2013年11月14日(木) |
やはり定期的な復習って大事 |
朝、目が覚めたら、今日も頭が痛かった。 まだ治っていない模様。 しかし今日は予定がある。そして私はあまり乗り気ではない。 前置きに頭痛がすると訴えて、改めて主人に訊いてみた。 「ねえ、行かなきゃ駄目?」 「駄目」 体調を気にかける言葉も無しに即答されてしまったので、仕方なく起き出した。
今日は、主人の仕事関係で、夫婦揃って出席せねばならない行事があるのだ。 何だかつまらなさそうだし面倒だから行きたくないなーと思ったが、共働きでもない限り夫婦同伴が基本だから、奥さんを連れて行かないと夫婦仲が悪いと思われるよと言われたため、渋々出席に丸をつけてしまった事を後悔した。 他人にどう思われようと構わないではないか。馬鹿馬鹿しい。 しかし、こんな行事でもない限り、ちゃんとした服装で公の場に出る事なんて無いのだ。これはリハビリだぞ。 「行きたくない」と「でも行かなきゃ」の狭間で揺れ動きながら、一寸だけ仕事を片付けて来るという主人を職場に送り出し、支度に取り掛かった。 服装は、消去法で和服に決定。 洋装の方が確実に楽だが、着て行く服が無い。洋服は、普段着しか持っていなかったのだ。 和服なんて、1年以上着ていないのに、自分で着られるのか?と思ったが、案外覚えているもので、何とかなった。 しかし帯が。どっち側から巻き付けるんだっけ……PCでググるか?と電源釦に手を伸ばそうとしたところでタイムオーバー。 「支度出来た?」と主人が帰って来た。 もうどっちでもいいや。見た目が左右対称なら何とかなるだろ! 起き抜けの頭痛は、どこかに飛んで行ってしまっていた。
で、2人で出掛けた訳だが、どうなんだろうねえ。 とっても良かった訳でも、悪かった訳でも無かった。 主人も別に出たかった訳では無く、寧ろ面倒臭がりなので嫌だったようである。儀式なのだから出なければという、日本人によくある義務感みたいなものか。 会場には、着物姿の女性もちらほらいた。 ちゃんと美容院に行ったんだろうなあという綺麗な纏め髪が羨ましかった。私にはとてもそんな時間的余裕が無かったからな。 そして、気が付いた。帯の手の向きが違う事に。 「終わったらすぐ帰ろうよう。帯の巻き方、逆にしちゃった……」 と主人に耳打ちすると、こう訊かれた。 「逆だと何かあるの? 爆発するとか」 しないよ! しないけれど、わかる人にはわかっちゃうから嫌なの。
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