2013年09月12日(木) |
官房長官も大使館もすっこんでろ |
テレビ朝日系で夕方のニュースを見ていたところ、フランスの新聞社が東京五輪を福島原発に絡めて揶揄した風刺画を掲載したという話題をやっていた。 取り上げ方は、酷いだの被災者を馬鹿にしているだのといつもの調子であったが、こんなので騒ぐなんて全く、
馬鹿じゃないの?
この手の話が持ち上がり、問題視される度に、私はそう思うのだ。 ほっとけよ! サッカーの大会で日本が勝った翌日に、4本腕の川島選手の合成写真が発表された時もそうだった。 日本メディアはいちいち騒ぎ過ぎ。私ゃ日本人だけれど、一方的で冷静さを欠いた報道には、心底うんざりする。 しかも今回は、官房長官までが遺憾の意を発動と来たもんだ。 フランスのメディアがフランス国内に向けて発信した事なのだから、どう捉えるかはそこの国民の問題であり、日本がとやかく口出しすべきではない。
しかも菅(すが)さんも的外れだよね。 「東日本大震災で被災した方々のお気持ちを傷付ける」って、震災と原発事故は一緒くたに語って良い話ではない。 それに「福島第1原発における汚染水の問題について、誤った印象を与える不適切な報道」って、充分適切だと思うよ。 東京に五輪を招致するなら、汚染水問題はしっかり見通しを付けて、路程と経過を公表するのが筋だろう。 なのに、汚染水は完全にコントロール下にあります!なんて首相が言い切っちゃったからね。世界に対して大嘘吐いた訳だからね。 そりゃあ誰だって危機感を抱くさ。当たり前じゃん。 フランスに文句を言う資格なんて、日本政府には無いのだ。
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