尼崎を中心とした連続殺人事件は、イギリスの「恐怖の館」を髣髴とさせる。 しかし変態的快楽殺人ではなく、金目当てという点では、「黒い家」に近いだろうか。 北九州監禁殺人事件には一歩及ばないにしても、新事実が出れば出るほどに、どんよりする話である。 「いつものシオンなら生き生きとするようなニュースなのに(←この言いようもあんまりだと思う!)どうしたの」 と主人が訝るほど、今回私の食い付きは悪い。 TVの情報では省略し過ぎて相関図が全く解らないと言う事もあるが、それだけではない。
こういうコントロール系の犯罪は嫌いだ。聞いていて苛々するから。 誰一人として反抗したり逃げたりしないってどうなの。 泣きながら親を打ったり、子供に打たれたりするよりは、ずっとマシだと思うんだけれど。 これが逆に「親に子供を殴らせる」だったら、被害者も大人しく従ってはいなかっただろう。 親は子供を守るためなら何だってするからな。下手をすればこちらが危ない。 子供に親を打たせれば、親は自分さえ我慢すれば良いのだと耐え、子供にも相手に従うようにと言うだろう。 それに、血の繋がった人間というのは似たような気質である事が多いから、こいつなら操れると思ったら、血族繋がりで食い物にするというのは理に適っているのか。 そこまで考えていたかどうかは知らないが、なかなか凄いやり方だと思う。
しかし怖いね、こういう人間と関わるのは。 関わった者を足がかりに、一族全員を侵食するのだから。 ここまでじわじわに惨くはなくても、若い女性がストーカー気質の男と付き合ったがために故郷まで追いかけられて親兄弟を殺されたという事件もあったな。 このような悲劇を避けるためには、あまりよく知らない相手には個人情報をベラベラ喋らない、こいつおかしいと思ったら避ける、我慢しないで逃げるということも大切だと思った。賃貸万歳!(また宗旨替え) 幼稚園や小学校で教える「皆仲良く」なんてのは、キ印がいる社会においては所詮無理な話なのだ。
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