老人、子供、妊婦、病人、障害者、貧乏人。 こういうのを社会的弱者というのだろうか。 そして日本では永い事、弱きを助け強きを挫くのが美徳とされて来た。 でもそれって本当に美徳? 却って彼等を甘やかして付け上がらせているのではないかと、最近思うのだ。
特に田舎の老人ってクソ。 先日も、スーパーの水汲み場(私がいつも利用している店には、専用ボトルを購入すれば飲み水を無料で汲めるシステムがある)で、私の前に並んでいたジジイが自分の番になって、派手に水を零しやがった。 曰く、「初めて使ったもんだから」利用手順がわからず、捨てるべき洗浄用の水もボトルの中に入れて溢れさせたのだった。 私の後ろのオバちゃんは、あらあらという顔で苦笑いしながら、私にも同意を求めるような目付きをしたので、思いっ切り、ウンコを見るような目でジジイを見てやった。オバちゃん私にドン引き。 目の前に手順が書いてあるんだから読めよ。読めなきゃ訊けよ。 オイこらジジイ、この水どうすんだよ!と引き止めて説教をぶちかましたかったが、そんな事したら何故か私が悪者になってしまうド田舎の不条理。 後ろのババアも知らん振りしていたので、仕方なく私が店員を呼びに行き、床の始末を頼んだのだった。 だって滑って危ないじゃん。
本当に田舎の老人って一事が万事この調子。大っ嫌い。 迷惑妊婦や子連れ、障害者の類も同じで、あいつ等と来たら、自分は弱いのだから、何やっても許されて当然みたいに思っている。 だから、いつでもどこでも平気でマイルールを押し通す。 巫山けんな。
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