昨日の朝録画していた、ランラン×エッシェンバッハ×ウィーンフィルを観た。 ランランはいい人そうだけれど、太っているのに何故あんなに人気なのだろう。 演奏終了後、花束を持った女性達が舞台下に大挙していた。 女性達……だと思ったら、真っ先に花束を渡したのは、後姿が女性の華道家・假屋崎省吾であった。 キーシンの演奏会では二階席からそっと見守っていただけだったのに。キーシンよりランランなのか。 しかし更なる花束攻勢に遭って、折角のプロ製作の花束は、ランランからウィーンフィルの団員に手渡されたのであった。可哀相なカーリー。 ランランが花束をバトン・タッチしたのは、女性団員だった。近くの男性団員に渡さずに、わざわざ女性を選ぶあたり、実にスマートで感心した。 こういう紳士的なところが、人気を呼ぶのかも知れない。確かにこれは女性受けが良いだろう。 人間的にはいい人かも知れないが、肝心の演奏はどうだったかというと、多分普通に良かったのだと思う。実はよくわからなかった。 だって、ランランの顔芸が激しかったんだもの。顔芸が気になって、演奏に集中出来ないよ。 でも少なくともオケは、シドニー響よりはずっと良かった。 どうせなら、こっちのオケでキーシン呼んで欲しかったよ……チケット代が物凄い事になっていたと思うけれど、キーシン×ウィーンフィルで聴いてみたかった。
|