天上天下唯我独尊

2012年04月29日(日) 迷い道くねくね

日曜日、連休の中日だというのに、主人は夕方まで仕事。
仕事で一区切り付いたから、夕食は外で食べて、そのまま夜桜を見に行こうという事になった。

寿司屋では、隣の客が煩かった。話の内容から察するに、建築関係らしい。
震災復興需要で儲かっているのは結構だが、もう少し声を落として貰いたいものだ。店の雰囲気自体が悪くなる。
店を出た後、主人の運転で夜桜の名所へ向かう。私は行った事が無いのだ。
確かここを曲がって行くとショートカットだった筈、と大通りを外れ、車は街灯の少ない暗い道へ入って行った。
田圃の中のうねうねとした道を抜けて、大き目の道と交わる所で左折し、またうねうねと走った先で再び左折……あれ?
2回続けて左折したなあ、でも道自体が曲がりくねっているからこれでいいのか?と思いつつ、余計な口は出さずにいたら、
「道、間違えたかも」
と主人。やはりな。
後で確認したところ、案の定、右折すべきところで左折していたようで、目的地から逆方向に走っていた。
主人はスマホのGPSナビを使い、指示に従って走っていたが、熊でも出そうなとんでもない山道を経由して漸く目的地に着いたのは、21時過ぎの事であった。
ナビは便利だが、こういう時1番頼りになるのは、普通の道路地図だと思う。
道を間違えたと最初に気付いた時に車を停め、自分で地図を確認していれば、元来た道を戻るのが1番手っ取り早かった事に気付いた筈である。
1時間も夜道をドライブして、かなりの遠回りになった。

もう時間も遅かったので、夜桜を車内から眺めて、コンビニに寄って帰途に着いた。
主人はお腹と頭が痛いと言う。道に迷って緊張したのと、仕事の疲れによるものだろう。
ハンドルを握っているのは主人なので私は遭えて何も言わなかったのだが、体調を崩して苦しむのは本人ではあるものの、面倒を見たり予定が狂ったりで、とばっちりを食うのはこっちである。
ドライブは楽しかったけれど、それを考えると、やはり口出しすべきだったかなあと思った。
まあ明日は休みだし、ゆっくり養生して貰おう。


 < 過去  INDEX  未来 >


春 紫苑 [MAIL]

My追加