予定を書き込むための壁掛けカレンダーは、大きくて見易くて沢山書き込めることが条件だ。 不景気だからか、昨年末も良い物を貰えなかった。 今年に入ってから百円ショップに探しに行ったが、カレンダー売り場が見当たらない。 店員さんに聞いたら、全て売り切れたとの事……先んずれば即ちくしょー!
本屋さんならまだあるかも、そして年明け暫く経っているからもしかしたら値下がりしているかもという期待を持って行ってみたが、近所の書店にはナントカ易学カレンダーの類しか置いていなかった。 しかも高い。カレンダーごときに千円以上も出せるかー! しかしカレンダーが無いと困る。他の本屋に行くか? でも面倒臭いなあどうしようかなあ……と思って本屋をうろうろしていたら、音楽の友1月号があった。
結局、音友の付録が我が家のメイン・カレンダーとなった。 出来ればもう少し大きいのが、そして指揮者シリーズではなくピアニスト特集なら良かったのだが。 音楽の友1,350円……易学と張る値段であるが、部屋に飾るとしたら、やはり易学より音友だろう。 1月の指揮者は、ダニエル・ハーディング。 しかし手前にぼや〜んと何かが写り込んでいる……奏者の禿頭である。 以前、私も似たような写真を撮った事があった。 イベントの客席からステージ上の主人を撮ったつもりが、前の席の知らないおじさんの禿げ頭が、ばっちり入り込んでしまったのだ。 移動するにも、席を立ったら他の人に迷惑だし、前のおじさんに頭を下げて貰うようにお願いするのも躊躇われたので、仕方なくそのまま撮影したのだった。 記念に現像して複数の人に見せたら、非常にウケた。何でこんなの写したのと。 いや、私は主人を撮りたかっただけで、別に狙った訳じゃないのに……。
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