先日、「池上彰スペシャル〜宗教がわかればニュースのナゾが解ける〜」という番組を見た。 民放ではよくある、池上さんが解説しながら進行して、殆ど役に立たないアシスタント役の若い女子アナウンサーがいて、数人のタレントがどうでもいい感想を言い合うという作りの番組だったが、なかなか面白かった。 タレントがいなきゃもっと内容が濃くて、良いものになったと思う。出演料も嵩むし、タレント要らないだろ。 で、ヨーロッパの歴史は宗教に翻弄されたという結論でいいんですかね。 恐らくこの番組を見たのであろう誰かが、ツイッターで呟いていたが、
「キリスト教って、こっちは何もしてないのに勝手に原罪を背負わせて「神を信じないとそれ消えないからね!」って言ってくるあたりむかつく。ワンクリック詐欺みたいな雰囲気する。
これは言い得て妙だと思った。 ホントむかつくよね!
そして正月に録画していた「池上彰の現代史講義」を漸く見終わった。 第2次世界大戦から現在までの世界の流れを解り易く教えてくれるもので、これは社会科嫌いな私でも面白かった。 くそー、全部見たかったなあ。HDDの容量が足りなくて幾つか逃してしまったといういつものパターン。 昨年の信州大学の夏季集中講義を編集した番組の再放送であり、今度DVDが発売されるので、もう再々放送はしてくれないだろうなあ。 3度目の放送があるなら、今度こそ全部見たい。それぐらい面白かった。 しかし、ためになるかどうかは不明。基本的に右から左へ抜けちゃうから、私……。 でも池上さんみたいに話の上手な先生に習いたかったなあ。勉強が好きになるかどうかってのは、子供にとっては、先生によるところが大きいもの。 社会と理科の先生に恵まれたかったと、つくづく思う。こればかりは運だね。
それにしても、古代史はロマンだが、現代史には人間の愚かしさをまざまざと見せ付けられる。 進歩しないよね。こりゃカミサマも怒って、ノア時代みたいな大洪水来るか?
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