2011年07月15日(金) |
映画「ヤギと男と男と壁と」 |
2009年アメリカ。 我が家では、毎月わうわうの番組予定表が届くとすぐに、色付きマーカーで観たい番組をチェックするのだが、主人はこのタイトルを見た途端に 「面白そう。これ観たい」 とマーカーで囲んでいた。 題名からして伝わって来るこの馬鹿馬鹿しさがいいのだと言う。 ふーん……。
と、私は彼に付き合う形で観たのだが、なかなか楽しかった。 わうわうによると、「米軍エスパー部隊の実態をコミカルに綴る痛快作」……エスパー部隊と言うのは、ラブ&ピースで世界を救おうという超能力部隊で、そういうのが80年代に米軍に実在していたらしい。 日本の気象庁だって、鯰を使った地震予測を本気で試みていたのだから、彼等を笑う事は出来ない。 でも笑ってしまう。本気でやっているからこそ、見ていて笑える。 一応アメリカ映画なのだが、製作はBBCフィルムで、モンティ・パイソンっぽい笑いの要素が散見され、私にはそこが好みであった。 如何にもアメリカンなドタバタは苦手だが、小難しい事は抜きにしてひっそり笑いたい、という人にはオススメ。
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