2011年06月21日(火) |
(発達+ストレス)障害? |
余震がひっきりなしに起こっていた震災直後は、震度4ぐらいなら慣れっこになっていて、 「またか〜」 と余裕をぶっこいていられたのだが、先月辺りからは揺れも回数も減って、余震も大分落ち着いて来たように思う。 だからなのか、最近は逆に、震度2でもビクビクだ。 暑さで疲れてそのまま床に寝転がってウトウトしていたら、突然揺れた。 横になっていると特に、大した事無い揺れでも大きく感じてしまう。 ガバと起き上がって携帯電話を握り締めた。頭の中では震災時と同様に、逃げる算段をしていたのだが。 昼間は家に私1人だから、貴重品(あんまり無いけれど)は私が守らなきゃいけないのだ。
夜中の地震も怖い。 隣で寝ている主人に、いちいちしがみ付いてしまう。 暑いので、揺れが消えると用済みとばかりにすぐ離れるのだけれど。 夕べはとても眠かったのに、揺れを感じて目が覚めた。 ああまた地震だと思ったら、胸が苦しくなった。 酷い不整脈だ。心臓が止まるのか。 いや、私はまだ死ねない。片付けなければならない物が、押入れの中に山と積まれて私を待っている。 頑張れ私の心臓。 眠い中、必死でエールを送っていたら、やっと楽になった。 ……この言い方だと語弊があるな。脈が通常運行になったという意味である。 そのまま再び眠りに落ちた。
翌日主人に報告すると、PTSDじゃないのかと言われた。 「震災直後より今の方が、地震を怖がるようになったよね。この前もギャーって騒いでいたじゃない」 この前というのは、突然縦揺れした時の話だ。 地鳴りの聞こえる地震ならまだいいが、予告無しに突然揺れると吃驚する。 先日は、台所に立っていたら急な縦揺れが来たので、思わず叫んでしまったのだ。 PTSDは津波のように、直後ではなく時間をおいてやって来るとは言うが、そんなに私は地震に怯えているのだろうか。 今怖いのは、地震より放射線だ。 フクシマが無事なら、ここで震度5が来ようが、何て事は無い。(震度6以上だと電気が止まるので勘弁して欲しいが) それに、目が覚めたのは揺れのせいだったのか、それとも不整脈が先だったのか、実のところ、よく覚えていないのだ。 調べてみたら、その日の夜中の地震は何度かあったものの、震度1だったので、不整脈説が有力になった。それはそれで怖い。 「もしかしたら、不整脈で目が覚めるほど心臓の方が悪いのかも知れないから、いっぺん病院で診て貰っといで」 と主人には言われたが、不整脈って何科……? 暑さですっかり忘れていたが、健康診断に行って来ようと思った。
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