2010年05月05日(水) |
きょうは1日ショパン |
今年はショパン・イヤーらしい。生誕200年なのだそうだ。 で、5月5日にNHKでショパン特集番組をやると聞いていたので、録画してみた。
何このクソ番組。
メインは演奏会と思いきや、芸能人や有名人をスタジオに招いての、ただのトーク番組であった。 何なのよー! こんなんなら、10時間ぶっ続けでクラシック倶楽部やってくれた方が100倍良かったわよっ。 進行は私の嫌いな甲高い声の山崎バニラだし、つまらんスタジオ・トークはすっ飛ばして、演奏部分だけ見て、さっさと消去した。 実にくだらん企画であった。 税金と受信料使って、こんな番組作ってんじゃないよ。 製作責任者はど素人かよ。首吊って死ね。 皆様の公共放送が、聞いて呆れるわ。
番組最後に、ショパンの曲でどれが好きかという視聴者投票をやっていたが、1位はp協1番……時期的にのだめの影響か(映画版で劇中使われていた曲)。 視聴者も俄かばっかりだというのが丸判りの結果で、最高(低)に詰まらなかった。 BS-hiだし、ショパン好きを満足させてくれるようなコアな番組を期待していたのに、がっかりだぜ!
あっでも、小曾根さんの演奏は良かった。 (小曾根真さんはジャズ・ピアニストで、国内で天才少年として持ち上げられていたら天狗になっちゃったのが、アメリカ修行から帰って来たら一転、すげー腰が低くなっていたという……向こうで揉まれて苦労なさったのかしらね、という、以上主人の受け売り。だって私ジャズ知らないもん) それでもやっぱり凄い人で、私などは聴き慣れたショパンのピアノ曲を下手にアレンジされたら物凄く嫌ーな気分になるのだが、小曾根さんのアレンジはそんな抵抗を全く起こさないものだった。 こんなのショパンじゃないわっムキーとなる私ですら、あらこれ素敵じゃないの〜と聴き惚れる始末。
それと、小山実稚恵さんがショパンについて語っていた内容は、結構面白かった。流石プロのショパン弾き。 曰く、ショパンはどの曲を取ってみてもショパン、と。 ショパンはピアノが好きで、誰かに弾いて欲しいとかそういうのではなくて、自分が弾きたいと思う曲を好きなように作っていたのだろうなあ。 だからショパンの曲はショパンっぽいのだ。 うちの主人なんかは、ショパンのそういう金太郎飴的なところが好きじゃないとか言うのだが、私はショパン好きよ! 聴いていたら、自分でもまた弾きたくなって来た。
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