天上天下唯我独尊

2010年04月27日(火) 映画「鴨川ホルモー」

主人が観たいと言ったので、わうわうで放送されていたのを、録画で観た。
最初は、よくある大学生の青春学生生活映画かよつまんねーと思っていたので、いい意味で期待を裏切られた。
途中から何じゃこりゃと思い、酒が入った事もあって、うひゃひゃひゃと笑いながら観てしまった。
いやー、酒が進んだ。
これは面白かった!
ためになる映画ではないけれど、とても楽しい映画だった。
休日前の夜に、嫌な事を忘れたい貴方にお薦め。

考えてみれば、同じ作者の「鹿男あをによし」だって、普通じゃなかった。
目に見えない、この世ならぬもの達が出て来るのは、「鹿男」と同じ。
そしてそれがまた、楽しい。

ところで、私は主人公よりは、そのライバルと似たような精神構造の持ち主らしい。
「小鬼を奴隷扱いするのは如何なものかとは思うが、お前のせいで負けたんだぞ!というのは私も言いそう(笑)。だって本当の事だし!」
とグラス片手に言ってみたら、
「そうだね、シオンはそうだろうね……」
と主人にがっかりな目で見られた。
何よー、世の中綺麗事ばっかりじゃ済まされないのよー。

翌朝、起きて来た主人が、
「小鬼がいっぱい出て来る夢を見た」
と言った。
いいなあ!楽しそう!と私が羨ましがると、
「いや、ピッピキピー!とか、ゲロンチョリー!とか叫び捲りで、ちっとも眠った感じがしないよ……」
と、何故か疲れた様子であった。
そうかー、戦闘の後で仕事に行くのは大変そうだな……。


 < 過去  INDEX  未来 >


春 紫苑 [MAIL]

My追加