カーリング女子、予選敗退がほぼ決まり。 世界の壁は厚いのね。 でもカーリングって歴史の浅いスポーツだし、世界の強豪チームでは、40台の選手もバリバリ活躍している。 夏季五輪とは違い、冬季五輪は他にも、30台後半の選手達が大活躍している。 夏の暑さで死にそうになる事も無いし、選手層の薄いカーリングなら、狙い目では……。 今から日の丸飛行隊に入隊するのは無理だし、大体あれは男子限定種目である。 スケートも手摺磨き職人なので、スピードを競うのは無理。 その点、ドイツのカーン選手(仮名)も44歳で活躍中のカーリングなら、行けるんじゃない? 「よし、今からカーリングをやって、ソチ五輪に出よう!」 と私が高らかに宣言すると、主人が言った。 「ストーンとして? いいね、史上初の人間ストーン。話題になるよ〜」 なるほど、ショートトラックで倒れる時に「只で転ぶものか」とばかりに両隣の選手の脚を手で薙ぎ払って巻き添えにする某国の選手みたいに、相手チームのストーンに近付いたらエイって遠くに押し出す訳ね。 「違う! 選手として出るの〜。ストーンなんてお尻が冷えるじゃん」 「あーハイハイ。8年前に始めていれば今頃世界の桧舞台に立てたかも知れないのにね。惜しい事をしたね」 そうだった。 8年前はカーリングチームがある土地に住んでいたのに、何その地味な競技(ぷっ)と、変な物好きの主人を小馬鹿にしていたのだ。そして4年前も。 でも今回、これは面白いかもと興味を持ったのだ。 チーム青森の活躍よりも、小林さんの解説(応援)によるものが大きいが。 一回あのストーンを投げてみたい。 私の事だから、思うように行かないと、 「何コレ、全然面白くないじゃん!」 と怒るんだけれどね。
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