天上天下唯我独尊

2009年10月03日(土) 東京五輪は本当に必要だったのか

石原慎太郎が、東京にオリンピックを!と言い出した時、
「ハァ? どうして?」
と思った人が殆どだったのではないだろうか。
東京オリンピックは過去にも行われているし、東京マラソンだけで毎年都民は迷惑しているってのに、五輪を招致するですって?
全くこのジジイはどこまで……。
私は東京人ではないので、東京の人はどう思っているのだろうと、聞いてみた事がある。
勿論対象は、私の友人や親戚なので、範囲はとても狭い。
しかし皆、異口同音に言ったのだ。
東京にオリンピックは要らない。必要ない、と。
はじめは、民放TV各社もそうだった。
それがいつの間にか、景気回復のためにも東京にオリンピックを!と石原を後押しする論調になっており、あれ?と感じたのは私だけではない筈。
日本が嘗て太平洋戦争に突入して行った時も、こんな感じだったのだろうか、と思いながらTVを見ていた。

そして昨晩深夜。
2016年のオリンピック招致合戦に、東京が破れた。
皇太子殿下まで担ぎ出そうとしたのにねー。
ま、皇室をこんなのに巻き込まなくて良かったよ、ホント。
政治に口出し出来ないからって、自分の意思に関係なく、担ぎ出されたりしたら気の毒だ。
応援したらしたで、反対派の恨みを買うだろうし。
TVを見ていたら、東京都民達が街頭インタビューに応えていた。
いいなあ〜私もインタビューされてえ!
そして言ってみたい。

石原、ざまあ〜

って!
「そうだ!今日街中に出たら、私もインタビューされないかな?」
とわくわくして振り返ったら、
「ないない。ここ東京じゃないし。それに話したがっている人間にインタビューはしないもんだ。万一マイクを向けられたとしても、カットされて、絶対オンエアされないよ」
と主人にあっさり否定された。
そりゃそうよね……残念だわ。
さてこの後石原都知事には、これまでの招致活動に一体全体幾らの税金を投入したのか、きちんと報告して欲しいですね!


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