天上天下唯我独尊

2009年09月11日(金) 良薬を求めて

漢方薬を飲んでいる。
元々はアトピー治療のために始めたのだが、最近では体質改善目的で処方して貰っている。
つい先日までは2種類だったが、今飲んでいるのは、3種類である。
なるべく一緒に飲まないようにと言われているので、最低でも1時間空けて、1日7回飲まねばならない。
うっかり飲み忘れる事も出来ないのに、うっかりな性格の上に、偶に遅く起きたりするともう大変。
夜中まで飲み続けなければならなくなったり、下手をすると翌日に持ち越しになってしまったりする。
しかも美味しくないと、見るだけでげんなりだ。
漢方薬は、基本的に美味しくない。
良薬口に苦しと言うが、この諺には疑問が残る。
本当に身体に必要な物なら、身体は拒絶しないのではないだろうか。
今まで飲んだうちで拒絶したかったのは、桂皮の入った薬だった。
にっきは苦手なのだ。
うげえと思いながら煎じていると、シナモン好きの主人が帰って来て、
「何だかいい匂いがする!」
と喜んでいたなあ。
飲むかと訊いたら拒否されたけれど。
他に、もや〜とした味の薬も駄目だった。
どこかで嗅いだ事がある匂い、これは何だっけ……と記憶の糸を辿ったら、健康ランドの情景が頭に浮かんだ。
薬湯だ!
うええ、健康ランドの風呂の湯か……と挫けそうになった。
それらの薬は、何れも身体が欲しているとは思えず、効き目も無いように感じられたので、現在は別の薬を飲んでいる。
そのうちの2種類は平気なのだが、新たに加わった薬がどうも駄目らしい。
ピリっとした刺激があり、製造中止になったセデスに似ているような気がする。もうセデスの記憶がおぼろげ。
しかも、それを飲み始めてから、お肌の調子が良くない。
勝手に止めちゃ駄目だろうなー、でも殺人的に混むから外来には行きたくないなー、薬剤師に相談したらいいのかなー、でも先生に看て貰えって言われたら嫌だなー、と結局勝手に中止して様子見。
勝手にお薬止めちゃ駄目です。
良い子は真似しないでね!


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