天上天下唯我独尊

2009年04月27日(月) 短期記憶

昨日の段差事件で主人に短期記憶を疑われた私だが、今日は自分で疑う事になるとは。

以下、主人が帰宅した時の会話。
「ただいまー。お腹空いたよ、晩御飯は何?」
「お刺身だからすぐ用意出来ますよ。冷蔵庫に入ってる」
「お刺身? どこ?」(主人、冷蔵庫を空けながら)
「だから冷蔵庫」

よっこいしょと台所に入り、冷蔵庫を開けて、お刺身を探した。
あれ? あれれ?
幾ら探しても見付からない。出て来たのは、明日の夕食用の挽き肉と、秋刀魚の味醂干し。
……あっ。
思い出した!お刺身が高かったから、味醂干しに変更したんだったー!
そのまま床に崩れ落ち、ごろんと転がって、主人を見上げた。
「ごめん……お刺身買わなかったんだった。今から味醂干し焼く?」
主人は、今からじゃ時間がかかるからいいよー、適当に済ませよう、と言ってくれ、食卓にはありものが並んだのだった。
「なんか、朝御飯みたいな晩御飯でごめんね……」
と謝ったが、主人は、
「そう? こういう御飯、好きだよ」
と、にこにこしていた。
煩い亭主じゃなくて本当に良かった、と思った。


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