天上天下唯我独尊

2008年08月07日(木) 憂いと再会

私にとって実家は、居心地良いんだか悪いんだか。
色々と必要があって今回は里帰りしたが、自分の家の方が楽だなあ。

滞在2日目、今日は、一足先に里帰りをしていた幼馴染が遊びに来た。
子供を置いて来るから外で会おうかという話もあったのだが、外に出れば喫茶店などお金がかかる。
面倒だし家においでよ、という事になったのだが、

外にしときゃ良かった。

母親が会話に加わりたがって煩わしい。
2階にでも行ってくれよ、2人で話をしたいんだよ、察しろよ。
ウザイからどっか行ってくれ、と喉元まで出掛かった。
友人が席を外していれば、言っただろうな。
ウザイという言葉は嫌いだが、こういう時には遣ってしまう。
母は母でウザイし、父もウザイ。
ちゃんと躾けてくれたし、教育も受けさせてくれたし、可愛がってくれたのには感謝するが、自分の育った家庭が嫌になる。
結婚してからは、特にそう思う。
いや、勿論うちの子で良かったとは思うのだが、親の粗が見えるとほとほと嫌になる。

親はさておき、友人との時間は楽しかった。
自分が覚えてもいないような事を、「こんな事があったよね」と持ち出されるのは困るが、主人との会話とは全く違う楽しさがある。
特に彼女とは共通の趣味があるし、好きな本のジャンルも被っているので、色々と面白い。
但し彼女は友人が多く、共通の友人もいるので、彼女としては皆でわいわい話をしたいという思いがあるようだが、私としてはそれは勘弁願いたい。
友人と言っても中学や高校の頃の話だし、今では全く没交渉、知り合い程度の仲である。
彼女等の現在には私は全く興味が無いし、特に話をする必要性も感じない。
勿論、嫌いではないのだ。但し大好きでもない。
今度皆で会いたいね、という彼女の言葉には、まあ機会があったらね、と濁しておいた。


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