天上天下唯我独尊

2008年08月06日(水) 優雅な避暑

主人が今週末まで出張なので、それに合わせて私も里帰りする事にした。
実は、直前まで迷っていた。何故なら、現住所よりも実家の方が南に位置しているからである。
暑い夏が苦手なので、この時期には、なるべく南下したくないのだ。
しかし昨夜の天気予報で、6日の予想最高気温が34度と言うではないか。
32度でもしんどかったのに、34度て。死ぬ。
同じ気温なら、飯の心配をせずに済む実家の方が過ごし易い。
はじめは主人と一緒に、朝に家を出るつもりだったが、4日も家を空けるとなると、やっておかねばならない事が色々ある。
主人を駅まで送り、家に戻って支度を済ませ、今度は自分がお昼頃タクシーで駅まで行ったが、それで良かったのかも知れない。
主人を送っていく時に、忘れ物をした時の胸騒ぎがしたので、確認してみたのだ。
「忘れ物は無い? ハンカチ、鼻紙、時計、携帯電話」
「あっ、携帯忘れた!」
……言ってみて良かったよ。
携帯嫌いの主人だが、今回の出張は携帯電話が無いとどうにも困るというので、すぐに家に取って返し、何とか電車に間に合った。
これが一緒に出かけたタクシーの中で気付いたのだったら、引き返した分料金もかかるし、夫婦喧嘩に発展した場合は非常にみっともない。
それに、朝洗って干したシーツとタオルケットも、お昼までには完全に乾いていたのも嬉しい。
掃除も済ませたし、これで、汚い部屋に帰って来て萎える事も無い。

実家は、思ったよりもずっと涼しかった。
庭に木があるからだと母は言うが、それは嘘だ。
2、3年前の夏は、こんなものではなかった。夜中中暑かった。
今年は涼しいのだろうか。夜になると風が冷たくなり、朝方は寒いぐらいだ。
今回の滞在中は何故か、夜明け頃に目が覚めるので、近所を少し散歩してみたのだが、寒くて長袖を着ていた。
朝早い分、夜はすぐに眠くなり、主人の電話を待っていられずに、おやすみメールを送るだけの日もあった。
飯は美味いし、早寝早起きで、健康的な生活を送る事が出来た。
しかし、この家に鼻炎はつきもの。
完全な健康体という訳には行かないのが、残念だ。


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