天上天下唯我独尊

2008年02月24日(日) 中川翔子、涙の謝罪

日曜日の、もう「朝」とは言えない時間にもそもそ起き出してTVをつけると、しょこたんこと中川翔子が、べそをかきながら何やら謝っていた。
どうやら番組内で、不適切な発言があったらしい。
一体何を言ったんだ?と思い、すぐにPCの電源を入れて調べると、イージス艦に撃沈された漁船に乗っていた親子の家族の事を「遺族」と言ったらしい。(ネットって便利だね)
つまり、行方不明の2人を、もう死んだものと扱った事が問題なのだとか。

えーと、それの何が問題なの??

別に、死ねとか生きて還って来んなとか言った訳じゃないし、客観的に考えてこの状況なら生きてはいまいという普通の発言なのに、それを何故責められなければならないのだろう。
それに、遺族もとい家族だって、花束やら千羽鶴やら、船の上から海に投げていたじゃん。(あのゴミ、後で回収したんだろうか。今時リボンのついた花束を海に投げ捨てるなんて、不法投棄だろ)
あれって、普通に遺族のセレモニーだと思うのだが、どうだろう。
それに、事故が起こってもう5日。
アメリカじゃあ、3日ぐらいで「捜索」は、生存者ではなく「死体の捜索」に切り替わる。
ジョン・ジョン(ジョン・F・ケネディの息子。1999年に事故死)の時も、そうだった。
有名人相手でも、海に落ちたら3日で死亡扱い。アメリカってドライだなーと驚いたのを覚えている。
これが日本だったら、死体が上がるまで行方不明のまんまだもんな。

どっちがいいとか悪いとかじゃなくて、この程度の事でヒステリックに騒ぐのは、どうかしていると思う。
真冬の海は冷たくて、体温が奪われるため、10数分と持たないと言われる。
そりゃ生きていて欲しいし、生還したら素直に嬉しいが、客観的に無理なんじゃないかなあと思うではないか。
だから、しょこたんの発言は家族に対しては失言かもしれないけれど、騒ぎ立てるほどのものではないと、私は思うのだ。


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春 紫苑 [MAIL]

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