2007年09月11日(火) |
今時ウィニーとか使っている奴は馬鹿 |
三重県警亀山署刑事課の男性巡査(30)の私有パソコンから警察情報約1900件分のデータがインターネット上に流出した。 このうち個人を特定できるものは35件、75人分。 データは自宅の外付けハードディスクから流出しており、同県警は、持ち出し禁止の情報が巡査の私物の記録媒体に取り込まれていた経緯を調べる。
またウィニーか……。 企業秘密或いは国家情報漏洩とかケツ毛バーガーとか、あれだけ大騒ぎになったのに、まだ不用意にファイル交換ソフトを使っている奴がいるとは、驚きである。 私もずっと前に友人から 「便利だよ〜。貴女も入れてみたら?」 と勧められた事があるが、PCの事を全く知らないので、どんなものかと主人に訊いてみたところ、 「著作権の侵害になるから使っちゃダメ。絶対」 ときつく言われ、素直に止めておいたという出来事があった。 当時はウィルスによるPC内情報流出というのはあったかも知れないが、ファイル交換ソフトを利用したものはまだ殆ど無かったように思う。 それでも結果的に、主人の言う通りにしておいて良かった訳である。 ウィニーを作った人を以前TVで見たが、変な人だった。 東大の助教授だかで、コンピューターに関してはとても詳しく、勉強も出来たのだろう。 でも、本当の意味で頭がいいとは思えなかった。 ウィニーは素晴らしいソフトで、これを認めないのはおかしいと主張し、自分は現在出回っているウィルスの影響を受けないようにウィニーを改良する事が出来るが、先に出た判決のせいでウィニーに手を加える事が出来ない。 つまり、夢のソフトを作った自分は悪くないが、現在の法律がそして裁判官が悪いと言うのである。 なんと言うか、酷く呆れてしまった。 この人、自分で物を作り出すくせに、知的所有権という概念が無いのだ。 恐らく、自分の作った物に対しても執着が無いのだろう。ウィニーも只で配っている訳だし。 私は、死後50年も保護しろという行き過ぎた知的所有権の主張は嫌いだが、知的所有物で食っている人もいるのだし、ある程度は認めるべきだと思っている。 他人の知的所有権を侵害する虞がある物を作ってばら撒いておいて、「僕は悪くないもーん」って。 しかも、「手を加えちゃ駄目って言われたから〜」って、敢えて被害の拡大を楽しんでいるとしか思えない。 どんなに勉強が出来ても、こういう奴は人間的に駄目だろ。
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