年に1度の墓参りのため、主人の実家へ行った。 お墓までが遠いので、実家で1泊である。 嘗て実行したように、近くで1泊した翌朝に「朝早くに出て来ました〜」と訪れるという方法もあるが、義妹夫婦と一緒に来る甥っ子が、伯父である主人を大好きで、一緒に花火をしてお風呂に入るんだ〜♪と楽しみにしているものと思われる。 甥っ子の事は私も可愛くない訳ではないので、それなら主人は実家に泊まった方が良いだろう。 となると、私だけ別行動と言う訳にも行かず、一緒に泊まらざるを得ない。 そんなに嫌なら、シオンは自分の実家に行ってもいいよ、と主人は言ってくれた。 墓参りコースが無いなら、お言葉に甘えてそうしたいところだが、お墓参りに私だけ行かないという訳にも行かない。 向こうのご先祖様にも、挨拶ぐらいしますよ。
で、今回もやっぱり、主人の実家のお風呂は悲惨だった。 正月に来た時もそうだったんだよな……住んでいる人達がそれで構わないからなのだろうが、全く改善されていない。 敢えて詳しくは書かぬが、私が泣きたくなるぐらいのレベルである。 でも、今夜だけの我慢だ。 明日にはおうちに帰れるのよ! 頑張れ私。
環境的な部分は最悪だが、主人の実家は、気を遣わなくていいのが楽だ。 元々私は気の回らない人間だが、それでも非難されないのが有難い。 だからと言って、幾ら暑いからといって、夕食の支度をしている義母を尻目に涼を求めて散歩に出てしまう嫁はどうかと自分でも思うが、暑過ぎてそこまで気が回らなんだ。いつもより多めに回っていませんよ。 因みに、求めた涼は、どこにも見付からなかった。 木陰にすら無かった。どこもかしこも蒸し暑い。
甥っ子と遊んでいると、自動的に夕食が出来ていた。 流石に何もしないのは悪いと思ったので、片付けだけはしたけれど。 他所のお嫁さんは、独楽鼠のようにくるくるとよく働くんだろうなあ。 それでも姑にいびられたりするんだろうか。 私は他所のお嫁さんにならなくて良かった(笑)。
|